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毎年10万人超が喫煙関連で死亡、医療機関が啓発活動を強化
2025年06月06日(昨日)07時00分 公開

<写真:trungtamytethuduc.medinet.gov.vn>
ベトナムでは毎年10万人以上が喫煙に起因する疾病で死亡しており、医療従事者による「たばこ撲滅」への取り組みが強化されている。
ホーチミン市にある伝統医学研究所は、5月31日の「世界禁煙デー」および6月の「家庭内暴力防止月間」ならびに「子どもを守る月間」にあわせ、啓発イベントを実施した。
副所長のチュオン・ティ・ゴック・ラン博士は「医療従事者こそが、たばこの有害性を最も理解している。特に電子たばこや加熱式たばこが若年層に急速に広がっている現状には深い懸念がある」と述べている。
世界保健機関(WHO)の推計によれば、ベトナムにおける喫煙関連の年間死亡者数は約10万3000人に上り、そのうち約8万4500人が能動喫煙、約1万8800人が受動喫煙によるものである。
たばこがもたらす経済的損失は、年間で10兆ドン(約548億4000万円)を超えるとされている。
また、保健省の統計によると、13~15歳の中高生における電子たばこの使用率は、2022年の3.5%から2023年には8%へと急増した。
さらに、15~24歳では7.3%、25~44歳では3.2%、45~64歳では1.4%に達しており、学校現場では中高生による電子たばこ中毒の事例も報告されている。
同研究所では禁煙の誓約署名、インタラクティブな啓発活動、患者への記念品配布などを通じて、医療従事者、患者、そして一般市民に対して「健やかな肺のためにたばこをやめよう」と呼びかけている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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