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頬の広範囲が壊死・蛆虫が寄生、除草剤による自己処置が原因

2025年06月27日(金)07時00分 公開
頬の広範囲が壊死・蛆虫が寄生、除草剤による自己処置が原因

<写真:lifestyle.znews.vn>

 

ディエンビエン省総合病院は25日、顔面に蛆虫が寄生した45歳男性の症例を公表した。

 

患者は5年前に鋭利な物で頬部を負傷したが、医療機関を受診せず、市販の除草剤を用いて自己処置を行っていたという。

 

その後、高熱や激しい痛み、化膿を伴う排膿が持続し、最近になってムオンチャ郡医療センターを受診した。

 

診察の結果、損傷が深刻であると判断され、ディエンビエン省総合病院へ緊急搬送された。

 

歯科・口腔外科の専門医による診察および手術の結果、患者の頬部には広範囲の壊死が確認され、頬骨が露出、軟部組織は著しく破壊されていた。

 

さらに、傷口の内部からは数十匹の蛆虫が発見された。

 

治療を担当したグエン・チョン・ヴィエット医師によれば、この症例は長期にわたる重度の壊死性軟部組織炎であり、極めて稀なケースであるという。

 

患者が使用した除草剤は有毒な化学物質であり、これが組織壊死と深刻な二次感染の原因となった。

 

手術がさらに遅れていれば、敗血症の発症や死亡の危険性もあったと指摘している。

 

手術では壊死した組織の切除、創傷部の洗浄、抗生物質の投与が行われた。現在、患者の容体は安定しており、医師の管理下で経過観察が続けられている。

 

医療チームは、皮膚に外傷を負った場合には、まず清潔な水で洗浄し、滅菌ガーゼで保護した上で、速やかに医療機関を受診することを呼びかけている。

 

また、出所の不明な薬剤や民間療法による自己処置は避けるべきであり、発熱や膿の排出といった異常が見られた場合には軽視せず、専門医の診断を受けることが重要であると強調している。

 

 



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