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ベトナム航空がミラノ直行便を就航、越伊間初の直行ルート誕生

2025年07月03日(本日)07時00分 公開
ベトナム航空がミラノ直行便を就航、越伊間初の直行ルート誕生

<写真:vietnamplus.vn>

 

ベトナム航空は7月1日、ハノイとイタリア・ミラノを結ぶ直行便の運航を開始した。これは、ベトナムとイタリアを結ぶ初の直行航空路線である。

 

初便となったVN73便は、ハノイ発ミラノ・マルペンサ国際空港行きであり、155人の乗客を乗せて同日午前7時40分に到着した。

 

到着地の空港では、ヴォー・ティ・アイン・スアン副国家主席をはじめ、ロンバルディア州政府関係者や空港幹部らが出席し、記念式典が執り行われた。

 

復路となるVN72便は、同日12時45分にミラノを出発し、翌2日午前4時35分にハノイ・ノイバイ国際空港に到着した。

 

運航にはボーイング787型機が使用され、運航頻度は週3往復(火曜・金曜・土曜)、所要時間は片道約12時間である。

 

ミラノはイタリア第2の経済都市であり、西南ヨーロッパの玄関口としても機能している。

 

この路線はベトナム航空にとって欧州方面への10番目の直行便であり、観光および経済交流の一層の活性化が期待されている。

 

ベトナム航空のダン・ゴック・ホア会長は「本路線は地理的距離を縮めるだけではなく、観光および経済分野における両国の関係強化に資するものである」と語った。

 

ベトナム政府は2025年までに国際観光客2200万〜2300万人の誘致を目標として掲げており、今回の新路線はその達成に向けた戦略的ステップと位置づけられている。

 

ベトナム国家観光局の発表によれば、2024年におけるイタリアからの訪越者数は前年比155%増と大幅な伸びを示しており、今後もさらなる増加が見込まれている。

 

また、設立30周年を迎えたベトナム航空の記念式典において、ファム・ミン・チン首相は「ベトナム航空の飛行ルートこそが国家の『ソフト・ボーダー』を広げるものである」と述べ、国際展開の加速を促した。

 

今回のハノイ〜ミラノ直行便の開設は、その象徴的な第一歩となるものである。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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