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ユネスコ、ベトナム・ラオス間の越境世界自然遺産拡張を承認

2025年07月17日(本日)07時00分 公開
ユネスコ、ベトナム・ラオス間の越境世界自然遺産拡張を承認

<写真:thanhnien.vn>

 

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は13日、ベトナム・クアンビン省にあるフォンニャ=ケバン国立公園に、ラオス・カムムアン県のヒンナムノー国立公園を加える形で、世界自然遺産の境界変更を承認した。

 

これにより、新たな遺産名は「フォンニャ=ケバン国立公園とヒンナムノー国立公園」となり、両国にまたがる越境自然遺産が誕生した。

 

この決定は、ベトナムとラオス両政府が2024年2月に提出した共同提案に基づき、ユネスコ世界遺産委員会において審議のうえ認定されたものである。

 

ヒンナムノー国立公園は、フォンニャ=ケバンと地質構造や生態系の連続性を有し、自然的・科学的価値を共有している点が評価された。

 

今回の認定により、ベトナムの世界遺産登録件数は9件となった。

 

自然遺産としては、これまでのハロン湾—カットバ諸島に加え、フォンニャ=ケバンとヒンナムノーが新たに加わることとなる。

 

また、文化遺産としては、イエン・トゥ—ヴィンギエム—コンソン・キエップバックなどが既に登録されている。

 

今回の越境自然遺産の認定は、1972年に採択されたユネスコ世界遺産条約に基づく国際的な遺産保護および管理の新たなモデルとして期待されている。

 

同時に、文化・自然分野におけるベトナムとラオス両国の協力の象徴であり、両国間の友好と団結をさらに深める契機ともなる。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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