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日本脳炎患者を確認、ハノイで今季初の症例
2025年07月17日(昨日)07時00分 公開

<写真:laodong.vn>
ハノイ市保健局は4日に発症した生後4か月の男児が、2025年に同市内で初めて確認された日本脳炎の症例であることを発表した。
男児はホアン・リエット地区に居住しており、38度の発熱と手のけいれんを訴えて中央小児病院に入院した。
脳脊髄液の検査により日本脳炎ウイルスの存在が確認された。
日本脳炎はブタやウマ、鳥類などのウイルス保有動物から吸血した蚊、主にクレックス属の蚊によって媒介される急性ウイルス感染症である。
特にクレックス属の蚊は夕方に活動が活発化し、ベトナムの平野部や丘陵地帯に多く生息している。
本疾患は主に小児に多く見られ、発症初期には発熱、頭痛、吐き気など、一般的な感染症と類似する症状を示すため、早期発見が困難である。
重症化するとけいれんや意識障害、昏睡に至る場合があり、最悪の場合は死亡する可能性もある。
さらに、回復後も神経障害などの後遺症が残るおそれがあり、致死率および後遺症発生率は25〜35%に達するとされている。
日本脳炎の最も効果的な予防策はワクチン接種である。
日本脳炎ワクチンは全国の定期予防接種プログラムに組み込まれており、生後1歳を過ぎた時点で初回接種を行い、1〜2週間後に2回目の接種、さらに1年後に3回目の接種を実施する。
その後は15歳まで3〜4年ごとに追加接種を行うことが推奨されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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