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非衛生的な屠畜の横行、ハノイの食肉供給の実態
2025年07月25日(昨日)07時00分 公開

<写真:danviet.vn>
ハノイ市農業環境局の発表によれば、同市内で1日に消費される約900トンの食肉のうち、地元から供給される650トンの約40%が、法的なと畜検査を受けていない実態が明らかとなった。
この事実は7月23日に開催されたアフリカ豚熱(ASF)対策および動物と畜管理に関する会議において報告されたものである。
検査を受けていない食肉の大部分は、無許可の個人による小規模屠畜に由来しており、これらの肉製品は伝統市場や飲食店、さらにはインターネット販売などを通じて広く流通している。
農業環境局のター・ヴァン・トゥオン副局長は「この状況は食品安全管理において深刻な課題である」と述べ、警察との連携を一層強化する必要性を訴えた。
国内全体では約2万5000の小規模屠畜施設が存在し、そのうち73%が無許可で営業しているとされている。
加えて、ASFの感染が拡大し続けており、現在も全国26省・市において256の感染拠点が21日間以上にわたり封鎖されていない状態が続いている。
こうした状況を受け、農業環境省は今後、省・市・区の各行政レベルと協力し、無許可屠畜の摘発と取締りを一層強化する方針である。
さらに、法改正による検疫体制の見直しも視野に入れ、食品の安全性確保に向けた取り組みを加速させる構えである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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