おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...
電子タバコ密輸組織を摘発、総額約400億ドン相当を押収
2025年07月28日(本日)07時00分 公開

<写真:baomoi.com>
ベトナム公安当局は中国から電子タバコを密輸し、国内で流通させていた大規模組織を摘発するとともに、容疑者15人を禁制品販売の罪で起訴した。
本事件はハノイ市において過去最大規模の電子タバコ密売事件とされている。
摘発された組織はフン・ティ・ミー(34)、チン・ミン・タン(35)およびチャン・ティ・トゥ・ハン(35)を中心として構成されていた。
容疑者らは中国から電子タバコ製品を輸入し、トラックでハノイ市内の複数の秘密倉庫に運搬・隠匿した後、下部代理店に供給するという手口を用いていた。
公安当局は7月5日にこの組織を摘発し、約12万7000点、総額約400億ドン(約2億2536万円)相当の電子タバコおよびリキッドを押収した。
容疑者らはSNSを通じて販売を行い、取引終了後には痕跡を消去するなど、巧妙かつ組織的な手段で違法行為を遂行していた。
ベトナムでは2025年1月1日から、電子タバコの国内流通が全面的に禁止されている。
ベトナムにおける15歳以上の電子タバコ使用率は、2015年の0.2%から2020年には3.6%へと急増している。
特に青少年層への広がりが顕著であり、13〜17歳の使用率は2019年の2.6%から2023年には8.1%に上昇した。
加えて、11〜18歳の女子においては、2023年の調査で使用率が4.3%に達している。
電子タバコによる健康被害も深刻化しており、2023年には電子タバコや加熱式タバコに関連する中毒・疾患による入院者が1224人に上った。
また、一部の製品には違法薬物が混入している可能性も指摘されており、当局は今後さらなる対策を強化するとしている。
[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
あなたにおすすめの記事
もっと見る
Loading...
Loading...
Loading...