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顔認証での搭乗手続き、タンソンニャットで実証運用を開始
2025年07月29日(本日)07時00分 公開

<写真:baomoi.com>
ホーチミン市公安局は7月26日、タンソンニャット国際空港第3ターミナル(T3)において、生体認証と電子認証技術を活用した新たな搭乗手続きの実証運用を開始した。
VNeIDアプリを用いることで、搭乗者は顔や指紋などの生体情報によって本人確認が可能となり、従来必要であった紙の身分証明書の提示が不要となる。
本プロジェクトは、ベトナム公安省傘下の国民データセンター(C06)、空港運営会社であるベトナム空港公社(ACV)、航空警察(A08)などの関連機関と連携して実施されている。
これにより空港業務のデジタル化を推進するとともに、航空セキュリティの強化を図ることが目的である。
搭乗者はVNeIDアプリを通じてオンラインチェックインを済ませた上で、保安検査場や搭乗ゲートでは顔認証技術によりスムーズに通過することが可能である。
同様の取り組みは、すでにノイバイ、ダナン、フーコック、カムラン、フーバイ、カットビといった主要空港において試験的に導入されている。
これまでにベトナム航空およびベトジェットの両社によって、延べ2万5000人以上の乗客に対して生体認証を活用した搭乗手続きが実施された。
この技術は偽造身分証の使用防止に寄与するとともに、空港における手続き時間の短縮にも大きく貢献する。
政府は今後、2025年末までに国内線利用者の少なくとも70%が生体認証による自動手続きを活用する体制の構築を目指している。
ファム・ミン・チン首相は本技術の全国的な展開を指示しており、将来的には空港のみならず、鉄道駅や港湾施設への応用も視野に入れている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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