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ベトナム産バナナ、日本市場で存在感を拡大

2025年08月12日(本日)07時00分 公開
ベトナム産バナナ、日本市場で存在感を拡大

<写真:vinanet.vn>

 

日本市場において、長らく優勢であったフィリピン産バナナの存在感が薄れる一方、ベトナム産バナナの流通量が急速に拡大している。

 

日本財務省統計によれば、2024年のベトナム産バナナ輸入量は3万3000トンに達し、2019年比で約14倍に増加した。

 

輸入シェアは0.2%から3.2%へ拡大している。

 

2025年7月には東京地域向け輸出量が前年同月比で倍増しており、総輸入量に占める割合は依然として小さいものの、その勢いは増している。

 

東京都大田市場の青果仲卸業者によれば、ベトナム産バナナは2023年頃から流通が目立つようになり、現在ではフィリピン、エクアドル産に次ぐ輸入量を占める。

 

低コストの生産体制、良質な品質、さらにメキシコやエクアドルに比べた地理的近接性による輸送コストの低さが拡大の要因とされる。

 

首都圏の一部スーパーでは、ベトナム産バナナをフィリピン産より約1割安く販売しており、消費者の購入が定着しつつある。

 

日本とベトナムはいずれも環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)の加盟国である。

 

日本のベトナム産バナナに対する関税は現在5.4%であるが、2028年に撤廃される予定であり、この関税削減が価格競争力をさらに高める見通しである。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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