ダナンのゴールデンブリッジ|行き方や場所、入場料などを紹介!

日本から直行便で気軽に行けるリゾート地として人気のダナン。
そんなダナンには、実はビーチの他にもおすすめの観光スポットとしてゴールデンブリッジがあります。
神の手とも呼ばれるゴールデンブリッジは、そのリアルな見た目と幻想的な印象から、多くの観光客が訪れる話題の場所となっています。
今回は、そんなゴールデンブリッジの見どころや行き方、場所や入場料などをご紹介したいと思います!
ゴールデンブリッジとは?
ゴールデンブリッジは、ダナン市内から車で40分程の場所にある、バナヒルズ(Bà Nà Hills)という高原リゾートテーマパーク内に建設された、全長150メートルの巨大な橋です。
「神の手」と呼ばれる、山から伸びる巨大な2つの手が黄金に輝く橋を支えているんです!
そのユニークな様子は、2018年の一般公開以来、多数の海外メディアに取り上げられ、ベトナム国内のみならず世界中からもたくさんの観光客が訪れる場所となりました。
ゴールデンブリッジはどうして作られたの?
一体どうして山の中にこんな橋を作ったのか、気になりますよね?
まずは、ゴールデンブリッジの位置するバナヒルズに触れながら、ゴールデンブリッジが作られた理由をお話ししたいと思います。
ゴールデンブリッジのあるバナヒルズ一帯は、1919年にフランス人の避暑地として開発された場所。
当時のベトナムはフランスの統治時代であり、入植者たちがこの地を拓いたそうです。
2013年に、ダナンの観光開発を目的に、テーマパークとして新たにオープンしました。
<ベトナム最長の山脈・チュオンソン>
バナヒルズはチュオンソンという、ベトナムで一番長い山脈の中に建設され、海抜1000mを越える高さに位置しているため、ダナンのビーチや街並みだけでなく周囲の山々までも見渡すことが出来ます。
園内には、ゴールデンブリッジの他にも、中世のフランスを再現したテーマパークや空中庭園、アトラクション施設などもあるので一日中楽しめますね!
さて、本題のゴールデンブリッジに話は戻ります。
ゴールデンブリッジは、バナヒルズの観光名所となることを目的として建設されました。
建設費用はなんと約2200億円なのだとか。
TA Landscape Architectureというベトナムの建築事務所が手がけたデザインは、巨大な神の手が黄金のリボンを持ち、橋を渡る人々を道案内する様子を表現しているといいます。
橋の上では、まるで空中を歩いているかのように感じられますね!
ゴールデンブリッジは何から出来てる?
ゴールデンブリッジは、歩道部分と手の部分でそれぞれ異なる素材が使用されています。
黄金の橋部分は、スチールを金色で塗装してあり、黄金に輝くシルクのように見えることが特徴です。
そして手の部分は、グラスファイバーとワイヤーメッシュで構成されており、まるで長い間存在していたかのような風化加工が施されています。
グラスファイバーって一体なんだろう? と思いますが、グラスファイバーとは、ガラスを溶かして繊維状にしたもので、断熱材や強化プラスチックなどに利用されているそうです。
神の手は意外と身近な素材で作られていたんですね!
ゴールデンブリッジの場所
ゴールデンブリッジのあるバナヒルズは、ダナン市内から車で約1時間弱。
ビーチから西へ進んだ場所の山中にあります。
ゴールデンブリッジの営業時間
ゴールデンブリッジがあるバナヒルズの営業時間です。
割と朝早くから営業しているので、人混みを避けて写真を撮るなら早朝がおすすめです!
- 7:00〜22:00
(ロープウェイの運行時間を含む)
ゴールデンブリッジの入場料
ゴールデンブリッジがあるバナヒルズの入場料は、観光地価格のように感じますが、行きのロープウェイの料金を含んでいるためお得感があります。
しかも、子供の入場料金は、年齢基準ではなく身長基準です。
なんだか夢の国でアトラクションに乗るときみたいで面白いですね!
- 大人:70 万ドン(約3500円)
- 子供(身長100〜130cm)
:55万ドン(約2750円) - 子供(身長100cm以下):無料
ゴールデンブリッジの所要時間
せっかくバナヒルズを訪れたのなら、ゴールデンブリッジと併せてパーク内全体を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- ゴールデンブリッジのみ観光する場合:約2〜3時間
- バナヒルズ全体を観光する場合:およそ半日〜丸1日