ホーチミンの卸売市場「ビンディエン市場」に行ってみた!

ホーチミンの卸売市場「ビンディエン市場」に行ってみた!

ホーチミン中心から車で30〜40分程の距離にあるホーチミン最大の卸売市場「ビンディエン市場(Cho đau moi Binh đien)」。今回は実際に市場に行ってきた様子を紹介します。

ビンディエン市場とは?

「ビンディエン市場(Cho đau moi Binh đien)」は 2003年3月につくられたベトナム全土で最も大きな規模の卸売市場です。ビンディエン市場から「ベンタイン市場(Cho Ben Thanh)」や 「メコン川(Song Me Kong)」のある南西部など、様々な売り場へと商品を卸しています。

 

陸路の輸送はもちろんのこと、市場自体が「ベンルック川(Song Ben Luc)」に隣接しているため、メコンデルタ地域への船による輸送も便利なことからこの場所につくられました。

 

全体の面積は65ha(ヘクタール)あり、これは東京ドーム約14個分の広さにあたります。かなりの広さがあるため、基本的に車での移動です。

 

建物は全部で9つあり、そのうち7棟は農産物や花などの売り場、残りの2棟は倉庫です。売り場の建物はアルファベットが振られており、それぞれで扱われている商品が異なります。扱われている商品の詳細は以下の通りです。

  • A:花
  • B:野菜
  • D:海鮮物
  • F:海鮮物
  • H:肉
  • K:干物
  • T:果物

場所

ホーチミンからの移動方法

ビンディエン市場はホーチミンから南西部に約16kmの位置にあり、車で約30〜40分程です。

野菜市場に潜入!

まずは野菜の市場に潜入します!

 

ビンディエン市場外

と、場内に入ろうと思ったところ、既に棟の外で大量の野菜が販売されていました。

 

ビンディエン市場キャベツ

中に入るとキャベツが塔のように積み上げられていました。その横には白菜も積み上げられています。

 

ビィンディエン市場トマト

トマトも沢山。

 

ビンディエン市場 チリ

信じられないほどの唐辛子が袋に入って売られていました。ベトナムのチリソースには欠かせないですよね。

 

ビンディエン市場 レモングラス

レモングラスが束になって売られていました。一般的にハーブとして、お茶やマッサージのオイルに使用されていますが、ベトナムでは炒めて料理にも使用されるため野菜の市場で販売されているんですね。

 

ビンディエン市場 玉ねぎ

玉ねぎが大量に積み上げられていました。

海鮮市場にも潜入!

ビンディエン市場 海鮮売り場全体

野菜の市場と違いライトと人の多さに圧倒されます。

盛り上がっている雰囲気が写真でも伝わるでしょうか。


エビ

ホーチミンの卸売市場ビンディエン市場

エビの販売コーナーはこんな感じ。

この大量に並んでいるドラム缶の水槽のようなものの中にエビがいるんです。

それぞれサイズや種類の違うエビで、お店の人にお願いすればどんなエビなのか見せてもらうことができます。

カニ

ビンディエン市場 かに

小さめのカニも売れています。

イカ

ビンディエン市場 いか

様々な種類のイカが売られています。サイズも色も様々でスーパーではみられない光景ですね。

どじょう

ビンディエン市場 どじょう

どじょうはまるで土鍋とも思えるものに入れられて売られていました。ビールのつまみに合うあのどじょうの唐揚げはここから仕入れられているのでしょうか…。

鮮魚

ビンディエン市場 魚

魚は驚くほど数多くの種類が売られています。しっかり氷で冷やされています。

 

ビンディエン市場 鮮魚

お店によってはこんなふうに綺麗に陳列されているところもありました。

ビンディエン市場 貝

場内中で貝を売ってるお店が多くありました。ベトナムで人気なのが伝わってきますね。

実際にエビを買ってみました!

ビンディエン市場 えび

卸売市場なので数キロ以上での販売のみを行っているところがほとんどですが、今回は交渉をして500gで販売してもらいました。

 

ビンディエン市場

おじさんが慣れた手つきでえびを選んでくれます。

 

ビンディエン市場

大きめのエビを500gで16万ドン売ってもらいました。袋の中には7尾入っていました。

注意事項

要長靴!

特に海鮮のエリアは水浸しで靴が濡れるので長靴は必須です。行く前にしっかり準備しましょう。

市場内を走り回る台車に注意!

築地でターレットトラックが走ってるように、ビンディエン市場でも手動の台車が走り回っています。
大声で「どいてー!」と叫んでいる人も多いので、事故のないように気をつけましょう。

帰りのタクシーが捕まらない

敷地面積が広いため、出入口のゲートが多くあります。中心地と比べてグラブも捕まりにくく迷いやすいので、訪れる際には行きだけでなく帰りの手段も考えた上で行ってみることをお勧めします。

通訳が必要 

ビンディエン市場は英語や日本語は通じません。そのため、ベトナム人に通訳してもらうことが必要です。

詳細情報

 

※この記事に記載されている情報は 2021年3月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。



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