新型コロナワクチンの副反応は? 効果は?ラッフルズ中島医師が解説

新型コロナワクチンの副反応は? 効果は?ラッフルズ中島医師が解説

「ラッフルズメディカル ハノイクリニック」では、在日本ベトナム大使館、ベトナム商工会議所の協力で、同院にて新型コロナウイルスのワクチン接種を行う運びとなりました。

今回は、「ラッフルズメディカル ハノイクリニック」でのワクチン接種に関する内容と共に、同院の中島医師がワクチンの効果や副反応について詳しく解説します。

ワクチン接種について

今回が1回目の接種でも、すでにアストラゼネカワクチンを接種済みの方も、どちらも接種可能です。

今回1回目のワクチンをお受けになる方は、9月28日までに1回目を接種されましたら、このワクチン接種プロジェクト期間に2回の接種が完了できます。

※ワクチンの在庫は2回接種に十分なだけ確保されています、複数のクリニックへのお申し込みはお断りしています。

申し込み方法

接種準備が整い次第、「ラッフルズメディカル ハノイクリニック」よりお申込みリンクをご案内いたします。

期間

9月中旬から11月中旬の予定 
(クリニックでの接種開始日程は決まり次第あらためて「ラッフルズメディカル ハノイクリニック」よりお申込みリンクをお知らせいたします)

ワクチンの種類

アストラゼネカ

費用

無料

お問い合わせ

「ラッフルズメディカル ハノイクリニック」では、日本人医師によるワクチン接種前の既往症についての相談、診療、アレルギー検査各種、およびワクチン接種後に副反応の症状がある方の診療も行っています。

ご心配ごとがありましたら、クリニックまでご連絡ください。

電話番号(日本語)

1900-545-506

メールアドレス

hanoi_japanese@rafflesmedical.com

クリニック営業時間

  • 月〜金:8:00〜19:00 
  • 土:8:00〜18:00 
  • 日:休診

▶︎クリニックの詳細情報はこちら

 

今回の接種事業の詳細は在ベトナム日本国大使館からの情報をご確認ください。

新型コロナウイルス(COVID-19)とは?

致死率が年代によって大きく違う

新型コロナウイルス の致死率は、年齢が高齢になるにつれ、致死率が上昇する傾向があります。

リスクが人によって大きく違う

年齢だけでなく、基礎疾患がある場合も新型コロナウイルスの重症化リスクが上昇。

18〜29歳と比較すると、40〜49歳では入院率が3倍、死亡率は10倍になり、85歳以上は入院率が13倍、死亡率はなんと630倍に。

ワクチン接種をすることも大切ですが、基礎疾患をしっかりコントロールすることも大切です。

 

ベトナムでは時にワクチン接種ができない場合があります。

基礎疾患がある方は、ワクチン接種前にコントロールしておく必要もあるため、かかり医に早めに相談をすることが大切です。

ワクチンについて

ワクチン接種は強制ではないため、最終的には個々人が決定しなければいけません。

ここからはワクチンの有効性や副反応についてご紹介します。

変異株に対するワクチンの有効性の比較

※赤字は推移値
※入手可能なデータ及びモデル推定値によるもの

ワクチン重症化率は?

重症化症例とは集中治療室での治療や人工呼吸器などによる治療を行なった症例または死亡した症例のことを指します。


この表から、重症化リスクに対するワクチン接種2回の効果は、90%以上であることが分かります。

死亡率の激減

上記の図では、2021年7月21日時点のアメリカのデータを元に、上の四角がワクチン未接種者(10万2000人)、下の四角がワクチン接種者(10万2000人)を表しています。

ワクチン未接種者のグループを見てみると、重症者が1603人(赤色)、死亡者が417人(黄色)。

一方で、ワクチン接種者のグループでは重症者が100人、死亡者は1人と、ワクチン接種者の死亡率が激減していることが分かります。

期待できる効果

  • 感染予防効果:まわりの人に移さない
  • 発症予防効果:自分が発症しない
  • 重症化・死亡率抑制効果:発症しても症状が軽くてすむ

アストラゼネカワクチンってどんなワクチン?

  • 感染予防効果:低
  • 発症予防効果:低
  • 重症化・死亡率抑制効果:

ワクチン副反応

世界でよく使われ、日本でも使われている(今後の予定含める)ファーザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチンにおいて、接種をためらうような重篤な副反応は今のところ医学的に明らかではないとされています。

一般的なワクチンの副反応

  • A:接種直後〜30分 アナフィラキシー
  • B:数時間〜数日 局所の腫れ、痛み、発熱、頭痛
  • C:数週間〜数ヶ月 神経麻痺(顔面、四肢)、脳炎
  • D:数週間〜数年 抗体依存性感染増強(ADE)
  • E:1年以上〜 遅発生の副反応

アナフィラキシー

アナフィラキシーはどのワクチンでも起こることがあり、治療や対処方法は決まっています。

初期の報告によるとアナフィラキシーの件数は以下の通り。

  • ファイザー:11.1件/100万接種
  • モデルナ:2.5件/100万接種
  • アストラゼネカ:8.7件/100万接種

血栓症

ワクチン接種数日後から2週間程度の間に、脳の静脈や腹部の静脈に血の塊ができて、死に至ることがあります。

アストラゼネカとジョンソン&ジョンソンのアデノウイルスベクターのアクチンで起こるとされています。

 

●イギリス規制当局の資料から見る血栓症例

2020万回分接種(〜3月末)のうち、血栓が確認されたのは79人。

そのうち死亡者は19人(11人は50歳未満)

 

●アストラゼネカワクチの各国の対応

血栓症による死亡が話題になっていますが、原因は明らかになっていません。

また、血栓が起きたケースの多くは1回目の接種から2週間以内の60歳未満の女性で報告されています。

 

血栓が起きるリスクは100万人に4人程度で、死亡するリスクは100万人に1人程度

ベトナムでは、血栓が生じた症例が記録されていないため、アストラゼネカのワクチン使用を継続を決定しています。

心筋炎や心膜炎

ワクチン接種後2週間以内にみられ、死に至ることもあるが、多くのケースでは治るとされています。

ファイザーやモデルナのmRNAワクチンで起こるとされており、リスクファクターは2回目のワクチン接種後の若い男性(12歳〜29歳)に多いとされています。

ワクチン有効率と副反応から考える

現在知られていない副反応などが将来的に報告される可能性には十分注意を払う必要がありますが、アナフィラキシーに遭遇する可能性は0.0009%、血栓症で死亡する可能性は0.0001%とされており、飛行機に乗った時に墜落する確率と同等、または低いとされています。

 

ワクチン接種により他人への感染予防効果や集団免疫が獲得できるかは、現時点で不明(期待はできそう)です。

しかし、現状出てきているデータからはワクチン普及が進んでも、社会全体での感染予防策の継続徹底はしばらく必要とされています。

短期的には接種をするメリットはある?

むしろ流行中には、新型コロナウイルスに感染して不利益を被ったり、生命を危険にさらすリスクの方が未知の重篤有害事象よりも高い場合もあります。

ワクチンの副反応が生じた際の補償は?

ベトナム政府が提供する補償

ベトナム政府が提供するワクチン接種に伴い生じた副反応等、健康被害に関して「死亡または重大な合併症」の場合にのみ補償する制度。

現時点では、在留外国人は当該補償制度の対象には含まれていません。

そのため、ご自身の海外保険が副反応の治療等に適用されるかは、事前に保険会社に確認する必要があります。

また、企業や団体に所属している場合、所属先の組織に対してワクチン接種に伴う健康被害への補償(医療費等)の内容を確認しましょう。

日本に帰国して在外邦人等のワクチン接種事業を利用した場合

厚生労働省により予防接種法のB類疾病の定期接種と同水準の給付が行われることがあります(現在、市町村が実施している臨時接種において健康被害が認定された時よりも給付水準は低くなる)

ラッフルズメディカルハノイ 詳細情報



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