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コカイン飲み込んで密輸、セネガル人逮捕

<2019年8月10日、セネガル人男性が小紙に丸めて飲み込んだコカインの写真(写真提供:Photo courtesy of Ho Chi Minh City Customs.)>
コカイン77錠を体内に隠し、密輸しようとして、セネガル人男性がホーチミンのタンソンニャット国際空港で逮捕された。
税関職員と警察反麻薬部門は、10日にタイからホーチミンへ渡航したセネガル人男性が怪しい行動をしているのを発見した。
警察は男性に対し、職務質問のため止まるよう指示したが、男性は抵抗し、職務質問を拒否をしたという。
その後、セネガル人男性は拘束された。
体内を調べた結果、男性の腹部には謎の物体があり、その後の検査で物体がコカインであることが判明した。
男性は病院に搬送され、腹部に入っていた43万1000ドル(約4500万円)相当のコカイン1.6kgが取り出されたという。
その後の警察による調べによると、セネガル人男性はナイジェリアからエチオピアまで行き、その後、タイを経由してベトナムに到着したという。
男性はコカインを包んだ小紙を飲み込んだ状態で、ナイジェリアとエチオピア、タイの3カ国の保安検査を通過したという。
税関職員は公安省と協力し、今回の事件をさらなる捜査を実施するという。
ホーチミン警察署のPhan Anh Minh副局長は、陸路、海路、空路から輸送が可能なため、ホーチミンは薬物の通過点としてより使用されていると述べた。
ベトナムは世界的にみても薬物法が厳罰でいるのにも関わらず、薬物の密輸や乱用が増加している。
600グラムを超えるヘロインまたは2.5キログラムを超えるメタンフェタミンを所持または密輸したと有罪判決を受けた者は、死刑に処せられます。
ヘロイン100グラムまたはその他の違法な麻薬300グラムの製造販売も同様に死刑判決を受ける。
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