ダナンの「子ども連れ禁止」カフェ、SNSで議論を巻き起こす

2022年12月19日(月)10時53分 公開
ダナンの「子ども連れ禁止」カフェ、SNSで議論を巻き起こす

<写真:VnExpress>

 

ダナン市にあるコーヒーショップ「Dream House Coffee」が、子どもの遊び場がないことを理由に12歳以下へのサービス非提供を発表し、ソーシャルネットワーク上で多くの議論を巻き起こしている。

 

同店は14日にFacebook上で「子どもが遊べるプライベートなスペースがないため、12歳以下の客にはサービスを提供しない」と発表する投稿を行った。

 

また、同店は「静かに過ごしたいお客さんが、子供の泣き声に悩まされるのは嫌」であり、「お店は子どもに行儀良くするように指示をしたり、親を助けるために子守をすることもできない」としている。

 

この発表を受けてFacebook上には、「12歳以下の入店禁止は一方的で、この店が子どもを軽蔑していることがわかる」「子どもの騒がしさが多くの人に影響を与えることは理解している。しかし、禁止はやりすぎ」といったコメントが寄せられた。

 

同店のボイコットを呼びかける声もあり、多くの来店客が「もうこのカフェには行かない」と宣言している。

 

一方で、同店の決定を支持する声も多く、コーヒーショップには常連客やビジネスを守るためにサービスを拒否したり、客を追い返したりする権利があるといった声が上がっている。

 

Facebook上には、「どの顧客にサービスを提供するかをお店が判断して当然」「くつろいだり会話をしたい人にとって騒ぐ幼児は頭痛の元」「うるさい子どもがいると集中できない」「このカフェをボイコットしないで欲しい」といった擁護のコメントが寄せられている。

 

海外のレストランやカフェでは子どもに関する独自の規制があり、韓国では2014年に「子どもが事故に遭った場合、オーナーが責任を負う」という判決が下され、子どもの入店を拒否するレストランが増えたという。

 

2018年にはカリフォルニアのレストラン「Old Fisherman's Grotto」が、店内で「大きな音を立てる」子どもを入店させなかったと報じられた。

 

同レストランのオーナーであるクリス・シェイク氏は「私たちはお客様が素晴らしい食事を楽しみ、ダイニングルームで泣いている子供たちに気を取られないようにすることが重要であると判断した」とコメントしていた。

 

 

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