ベトナムに巨大な仏像が登場、砂岩の弥勒菩薩として世界最大

2024年01月24日(水)10時15分 公開
ベトナムに巨大な仏像が登場、砂岩の弥勒菩薩として世界最大

<写真:voh.com.vn>

 

タイニン省にあるバーデン山で巨大な弥勒菩薩像の開光式が間もなく行われる。

 

式典は28日に行われ、多くの厳粛な儀式が執り行われる予定である。

 

式典にはベトナム仏教協会から500人以上の高僧や尼僧が参加し、数千人の仏教徒や観光客が集まることが予想されている。

 

式典では仏教徒や観光客によって書かれた2万以上の灯篭が山頂で点灯され、世界最大級の砂岩製弥勒菩薩像の安置を祝う。

 

バーデン山の頂上である標高900m以上の場所に設置される弥勒菩薩像は、高さ36m、最大幅45m、表面積4651㎡、重さ5112トンに及ぶ。

 

像はベトナムでは初となる特別な方法で造られ、6688個の砂岩ブロックが段々畑をイメージして組み合わされている。

 

弥勒菩薩像は水が流れる岩の上に座っている姿で造られ、慈悲深い笑顔にふくよかな姿で、首には数珠をかけ、東方、すなわち太陽が昇る方向を見つめた状態である。

 

これは未来への希望を象徴し、バーデン山の神聖な頂上で喜びと幸福の象徴となる。

 

バーデン山には弥勒菩薩像と共に、威厳ある仏母菩薩像が既に存在し、これらの像は「慈悲、喜び、放下」の4つの徳を象徴し、南部地方の聖なる山を訪れる人々の内なる資質を目覚めさせる旅となるという。

 

弥勒菩薩は伝説によると、その存在する場所には常に幸福、喜び、平和、そして幸運があるとされる。

 

したがって、バーデン山の頂上での弥勒菩薩像の開光式は、南部地方の聖なる山における非常に意義深い文化的および精神的イベントとなる​​。

 

 

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