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ヴァンティンファット事件、ラン会長は社会から永久な追放が必要

<写真:congly.vn>
ベトナムではヴァンティンファットグループの会長であるチュオン・ミー・ラン被告(68)と85人の共犯者に対する裁判が続けられている。
ホーチミン市人民検察院の代表者は19日午前、被告人に対する刑罰を提案し、犯罪に対する見解を述べた。
検察官によると、ラン被告はサイゴン商業銀行(SCB)内の役職を持たなかったが、影響力を持つ株式を常に保持していたため、実質的に「権力」を持っていた。
ラン被告はSCBの合併時から訴訟が開始されるまで、SCBの全活動を完全に支配、指示、管理していたという。
SCBの主要な役職に信頼できる人物を選択し、配置するなど、多くの方法と策略を用いて、管理する権力を握った。
その後、自身の要求に応じて貸し付け、資金を提供するためだけにSCBの下に部門を設立した。
さらに、ラン被告はゴースト会社を設立して融資申請書、株式と担保資産に名前を使用し、架空の融資書類を作成して資金を不正に引き出し、横領することを指示した。
ラン被告は査定会社と共謀して担保資産の価値を過大評価する証明書を発行し、担保手続きを完了せず、保証取引を登録せずに、担保資産を交換して資金を引き出し、資金の流れを断ち切る計画を立てた。
ラン被告と共犯者は不良債権を売却し、債務を相殺して信用債務と不良債権の比率を減少させること、機能部門の職員やリーダーを買収して違法行為の情報を隠蔽することなどを行った。
ラン被告と共犯者による事件の損害は約498兆ドン(約3兆418億円)と見積もられている。
ラン被告は裁判で罪を否認するとともに、部下に責任を転嫁した。ラン被告は「資産の横領」「賄賂の提供」「金融機関の貸付活動に関する規則の違反」の3つの罪で起訴されている。
ホーチミン市人民検察院の代表者は、ラン被告に対して厳しい刑罰が必要であり、社会から永久に除外する必要があるとしている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。