ホーチミンの電力消費量が記録更新、広告の夜間消灯を実施

2024年05月14日(火)00時00分 公開
ホーチミンの電力消費量が記録更新、広告の夜間消灯を実施

<写真:tuoitre.vn>

 

ホーチミン市の電力消費が連日で新記録を更新しており、局地的な電力過負荷が発生している。  

 

     電力不足問題への対応として、電力節約策が速やかに実施された。
 

同市人民委員会から電力節約に関する指示が出されると、同市電力総公社は直ちに地元の電力会社に指示を展開し、市民に節電への協力を呼びかけた。

 

節電の取り組みは、5月1日から6月30日までの期間に集中して行われる。

 

5月10日22時、同市電力総公社は同市1区と3区、ビンタイン区、フーニャン区の一部の顧客を対象に節電の効果を調査した。

 

ディエンビエンフー通りにある大きなカフェの店長であるバック・キム・ハンさんによると、同店では区人民委員会とザーディン電力の指導に従い、多くの電力節約策を導入している。

 

不必要な機器の使用を減らし、顧客の到着に合わせて一部の機器が自動でオン・オフする設定を採用している。また、エアコンの使用を控え、オープンスペースを活用しているという。

 

ハンさんは「顧客は電力節約に意識的で、我々は感謝の意を込めて飲み物を提供しており、好評を得ている。

 

また、地域のイベントにも積極的に参加し、広告照明の消灯などにも協力している」と付け加えた。

 

ザーディン電力商業部のトゥアン・アイン副部長によると、同社は地元の企業や家庭、行政機関と積極的に連携し、節電を推進している。

 

特に乾季には、これらの活動が強化されるという。

 

さらに、同市内に多くの広告板を持つキム・ガン社のグエン・レ・バン南部地区営業部長によると、同社は同市の方針に従い、電力節約策を厳格に実施している。

 

広告板の電気は以前よりも約30分遅く点灯されるようになり、22時前には消灯されるようになった。

 

同市電力総公社の代表によると、電力節約は顧客の意識に依存する部分が大きく、具体的な規制がないため、強制は不可能である。


電力消費の記録更新が続くと予想される中で、節電が重要な課題であり続ける見込みである。

 

 

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