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サイゴン・コープ社、ホーチミンメトロにコンビニ展開

<写真:cafebiz.vn>
サイゴン・コープ(Saigon Co.op)とホーチミン・メトロ1号線有限会社(HURC1)は、ベンタイン〜スオイティエン路線の駅構内にコンビニエンスストアを展開するための協力協定を締結した。
これは都市交通の利用者に利便性を提供しながら、サイゴン・コープの小売事業を拡大する戦略的な取り組みであり、都市商業インフラの近代化と公共交通の発展にも寄与するものである。
ベンタイン〜スイティエン路線は全長19.7kmで、14駅を通じて市中心部と周辺都市を結ぶ。
サイゴン・コープはこの立地を活用し、駅構内にコンビニを配置することで、乗客の迅速な買い物ニーズに応えるとともに、商業と交通を融合させた現代的なエコシステムを構築する。
ヴー・アン・コア会長によれば、最新の交通インフラと近代的な小売事業を融合させ、市民に最適なサービスを提供するモデルを実現することが可能である。
さらに、複数の小売業態を都市鉄道沿線に最適化することで、公共交通と日常の買い物をシームレスに統合するとしている。
東京、ソウル、香港、パリ、ロンドンなどの大都市では、地下鉄駅を商業空間として活用し、大きな収益を上げている。
ホーチミン市でもこれに倣い、メトロ駅の商業利用を推進することで、都市商業の姿を刷新し、持続可能でスマートな都市発展を目指す方針である。
HURC1のレー・ミン・チエット社長によれば、2024年12月に開業したメトロ1号線は既に460万人以上の乗客を輸送しており、1日平均200便が運行されている。
今後はメトロ乗車カードとサイゴン・コープの決済システムを統合し、キャッシュレス決済を推進して利便性を高める計画である。
ホーチミン市人民委員会のグエン・ヴァン・ズン副委員長は、政府の都市鉄道発展計画に基づき、2035年までに355km、2045年までに510kmの都市鉄道網を整備する方針を明らかにしている。
交通、商業、利便性を一体化することで都市環境を向上させる重要な一歩であり、特にメトロカードとサイゴン・コープの小売サービスを統合することで、市民の日常生活をより快適にし、持続可能な価値を提供することを目指している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。