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豚の生血プリンを食べた男性、劇症感染・多臓器不全で重体

2025年07月08日(本日)07時00分 公開
豚の生血プリンを食べた男性、劇症感染・多臓器不全で重体

<写真:vov.vn>

 

ベトナム北部ハイズオン省在住の男性(30)が、豚の血を使った伝統的な生食料理「ティエットカイン」を摂取した3日後に重篤な感染症を発症し、ハノイ市の国立熱帯病病院で集中治療を受けている。

 

家族の証言によれば、患者であるV.Đ.H氏は、入院の3日前にティエットカインを食べた。

 

最初に受診した医療機関では、血圧が60/40mmHgまで低下しており、重度の循環性ショックと診断された。

 

輸液や昇圧剤による治療にも反応せず、患者は敗血症性ショックに陥った。

 

これにより、脳・心臓・肝臓・腎臓などへの血流が著しく低下し、多臓器不全の危険性が高まっている。

 

患者は緊急搬送され、現在は国立熱帯病病院の集中治療室で人工呼吸器や血液浄化装置を用いた治療を受けている。

 

血液培養を通じて感染原因となった病原菌の特定が進められているが、担当医によれば、症状と経過から連鎖球菌による感染が強く疑われるという。

 

救急科のレー・ソン・ベト医師によれば、H氏は鼻や口、胃からの出血に加え、皮下出血も見られる。

 

また、手足には壊死性の皮膚病変が広がっており、極めて重度の敗血症と多臓器不全のリスクが高いという。

 

同医師はまた、連鎖球菌感染は摂取後24〜72時間以内に急速に進行することがあり、発熱や下痢といった初期症状からわずか1日で重症化する例もあると警鐘を鳴らしている。

 

予防策として、検疫を受けた安全な食肉を選ぶことに加え、豚肉および豚の血液を含む料理は十分に加熱することが強く推奨されている。

 

さらに、摂取後に体調の異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診するように呼びかけられている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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