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フジマート、ベトナムで今月初出店
今月、住友商事株式会社と現地複合企業のBRG Groupが共同で設立した新会社の「フジマートベトナムリテール」がハノイでフジマート開店する予定だ。
<今月、ハノイで先進的な日本の小売業態を取り入れたフジマートが開店予定だ(写真提供:BRG)>
フジマートは先進的な日本の小売業態を取り入れ、ベトナムの富裕層の獲得を目指している。
フジマートベトナム代表のヒトツマツケイスケ氏は、フジマートの小売業を通じて、BRG Groupと住友商事株式会社はベトナム国民に美味しく、栄養価の高い安全な食材を提供することを目指していると述べた。
また、同氏は「小売業界はとても激戦区であるが、ベトナムのマクロ経済では近年、二桁台で小売市場の需要が増加している。ベトナムの生活水準が向上されているため、今度もこの傾向が続くことを見込んでいる」と続けた。
また、食品小売市場は大きく変化しており、購買行動の関心は従来の伝統的な市場から先進的なスーパーマーケットへ変化しつつある。
2017年、ベトナムの小売部門は2016年比11%増の約290億ドル(約3兆2651億円)であり東南アジア諸国の中では高い成長率だ。
人口の約70%に当たる9000万人が労働年齢であり、人口の34%が都市部で生活しており、年収は2385ドル(約26万8531円)ほどだ。ベトナムの小売市場にはまだ市場拡大の余地が残されていると見込まれている。
ハノイとホーチミンはベトナムで最も発展している都市であり、2都市の小売面積は合計250万平方メートルある。
しかし、一人当たりで換算すると平均で0.2平方メートルの面積しかなく、タイのバンコクでは0.89平方メートル、シンガポール(0.75平方メートル)、中国の北京(0.65平方メートル)、マレーシアのクアラルンプール(0.64平方メートル)、インドネシアのジャカルタ(0.44平方メートル)と比較すると極端に狭い。
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