ベトナムの電圧は日本と同じ? iPhoneなどの携帯の充電やプラグの形状を紹介
ベトナムの電圧は何ボルトか知っていますか? これからベトナムへ渡航される方は、「日本の電圧と同じなのかどうか」や「プラグの形状はどうなっているのか」「ホーチミンやダナンで電圧は違うのか」など気になることがたくさんあると思います。今回はそんなベトナムの電圧事情をまとめて紹介します!
ベトナムと日本の電圧は同じ?
ベトナムの電圧は220V、日本の電圧は100Vです。なので日本の家電製品を海外で使用するのは非常に危険ですので、現地で家電製品を調達するか、あらかじめ変圧器を用意しておくことをおすすめします。変圧器を用意しておけばベトナム国内の電圧は220Vで統一されているのでホーチミンやハノイ、ダナンでも使用することができます。ベトナムの周波数は50Hzです。日本の周波数は50~60Hzなので問題ありません。
ベトナムのプラグの形状は??
日本では、差し込みカ所が2つあるA型が使用されています。一方でベトナムのプラグの形状はA型とC型、少数ですがF型のプラグがあります。最近は「A型」と「C型」が兼用になったタイプのプラグが普及しているので、Apple製品や変圧器付きの電化製品ならベトナムで使用することが可能です。しかし、場所によっては「C型」のプラグしかない場合もありますので、変換プラグを用意しておくと安心です。ここではプラグの形状ごとに国を紹介します。
A型
地域 |
国 |
アジア | 韓国 |
東南アジア | ミャンマー |
オセアニア | 北マリアナ諸島 |
カリブ諸島 | アンギラ |
C型
地域 |
国 |
ヨーロッパ | スイス |
東南アジア | フィリピン |
オセアニア | ポリネシア |
南米 | ペルー |
南米 | ボリビア |
アフリカ | アンゴラ |
アフリカ | ガボン |
アフリカ | ギニアビザウ |
F型
地域 |
国 |
ヨーロッパ | ドイツ |
ヨーロッパ | スペイン |
ヨーロッパ | ポルトガル |
ヨーロッパ | オランダ |
ヨーロッパ | オーストリア |
ヨーロッパ | ルクセンブルク |
北欧 | アイスランド |
北欧 | フィンランド |
北欧 | ノルウェー |
北欧 | スウェーデン |
ベトナムで変圧器は必要?
ベトナムの電圧は220Vなので日本の家電製品は対応していないかと思いますが、電圧を適応させるアダプターがついているものであれば使用することができます。アダプターがついている家電製品は「INPUT:100~240V」と表記している場合が多いです。しかし、アダプターがない場合、対応する電圧を事前に確認する必要があります。対応していない場合、変圧器を購入し、電圧を変える必要があります。ベトナムの電気屋さんにも変圧器が販売されているので、電圧の違いを知らずにベトナムに来てしまっても大丈夫です。
iPhoneは無敵
iPhoneやMacなどのApple製品はすべて対応電圧が100~240Vになっているのでどこの国に行っても電圧を気にすることなく使用することができます。しかし、国によってプラグが異なるので注意するようにしましょう。
家電製品は注意が必要
パソコンやカメラ、スマートフォンなどはアダプターがあるので海外でも電圧を気にすることなく使用することができますが、日本製の家電製品は日本の電圧のみの対応である場合があるので注意が必要です。もし、100Vのみ対応している家電製品を使用した場合、破損や発火などの原因となるので事前に確認することをおすすめします。
世界の電圧事情
知らない方も多いかもしれませんが、世界的に見て100Vの電圧を使用している国は日本だけです。そのため、日本の家電製品を海外で使用したい場合は基本的に変圧器が必要です。
220V
地域 |
国 |
アジア | 韓国 |
東南アジア | ミャンマー |
オセアニア | 北マリアナ諸島 |
ヨーロッパ | スイス |
東南アジア | フィリピン |
南米 | ペルー |
オセアニア | ポリネシア |
アフリカ | ガボン |
アフリカ | ギニアビザウ |
ヨーロッパ | スペイン |
ヨーロッパ | ポルトガル |
ヨーロッパ | ルクセンブルク |
北欧 | アイスランド |
北欧 | フィンランド |
北欧 | スウェーデン |
230V
地域 |
国 |
アフリカ | アンゴラ |
南米 | ボリビア |
ヨーロッパ | ドイツ |
ヨーロッパ | オランダ |
ヨーロッパ | オーストリア |
北欧 | ノルウェー |
まとめ
電圧の違いは海外に渡航する際には気を付けておきたい事です。ベトナムに到着してからでも対応可能ですが、知らずに渡航して「せっかく持ってきた家電製品が壊れた」「コンセントにつなげられない」といったトラブルにならないように事前に確認しておくことが安心です。
※この記事に記載されている情報は2018年7月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。
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