ダナンのミーソン遺跡|行き方やツアー、タクシーチャーターは? 

ダナンのミーソン遺跡|行き方やツアー、タクシーチャーターは? 

ダナンを訪れたら、ちょっと足を伸ばして訪れたいのがミーソン遺跡。

ミーソン遺跡は、ベトナム国内に8つある世界遺産の1つで、かつてダナンのあるベトナム中部沿岸地域に存在していたチャンパ王国の遺産がみられる場所なんです!

今回はそんなミーソン遺跡について、行き方やツアー、タクシーチャーターする場合などをご紹介したいと思います。

ミーソン遺跡とは? 

ミーソン遺跡は、チャンパ王国で信仰されていた宗教であるヒンドゥー教シヴァ派の聖域とされている場所です。

さらに、チャンパ王国時代だけでなくベトナム戦争の歴史が刻まれた遺産も垣間見ることができることから、有意義な時間を過ごせる人気観光地となっています。

ミーソン遺跡の歴史

ミーソン遺跡を訪れるなら、ただ訪れるよりも、事前にちょっとだけ豆知識を知ってから行くと、さらに楽しめること間違いなし!!

そこで、まずはミーソン遺跡と深く関わりのあるチャンパ王国から少し紹介したいと思います。

 

●ミーソン遺跡とチャンパ王国

ミーソン遺跡でみられるのは、ベトナム中部沿岸地域にかつて存在していたとされるチャンパ王国時代の遺産というのは、ご存知の方もいるかと思います。

チャンパ王国とは、日本では邪馬台国の卑弥呼が擁立された2世紀後半から長きにわたり存在していたとされる、チャム人が築いた王国。

チャンパ王国は、ヒンドゥー教などインド由来の文化を取り入れたほか、その土地柄から海上貿易で繁栄していたそうですが、現在のカンボジア・シェムリアップ近郊を王都に栄えていたアンコール朝との争いが絶えず、最終的には1832年にグエン王朝(ベトナム最後の王朝)に併合されたそうです。

 

●ミーソン遺跡とチャム人

そんなチャンパ王国を築き上げたのがチャム人。

チャム人は、ベトナムの南方に位置するインドネシアから北上し、ベトナム中部から南部にかけて独自の文化を有していたとされる民族です。

チャム人は、中国文明の影響を受けたそうですが、ベトナム中部にインド化の波が訪れるとともに、次第にヒンドゥー教も信仰するようになったそうです。

ミーソン遺跡では、そんなチャンパ王国の遺産が見れるのです。

 

●ミーソン遺跡とベトナム戦争

ダナンはベトナム戦争の激戦地としても知られています。

ミーソン遺跡群は、ベトナム戦争で爆撃を受け、大部分が破壊されてしまったそうです。

その後、修復作業が進み、形跡がわかるようになったものもありますが、現在も修復中のエリアが多数存在しています。

ミーソン遺跡は、チャンパ王国の繁栄の証だけでなく、戦争の悲惨さを物語っています。

ミーソン遺跡の営業時間

ミーソン遺跡は朝早い時間から見学可能です。敷地面積は広いですが、人を避けて写真撮影をしたい! といった場合には早朝に訪れるのもアリです◎

ミーソン遺跡の入場料

  • 15万ドン(約750円)

ミーソン遺跡の入場料は、日本人にとって比較的リーズナブルなのが嬉しいですね♪

チケット売り場近くの建物にはトイレもあります。遺跡敷地内にはトイレがないため、ここで事前に済ませてから見学に向かうと良いでしょう。

ミーソン遺跡の所要時間

ミーソン遺跡は非常に敷地面積が広く、観光する際の所要時間は、メインの見どころだけをサクッと観る場合とじっくり観る場合とで変わってきます。

  • サクッと観光する場合:約1〜1時間半
  • じっくり観光する場合:約3〜4時間

ミーソン遺跡の行き方

ツアーバスやタクシーチャーターがおすすめ

ミーソン遺跡は、遺跡ということもあってダナンやホイアンなどの中心部からはかなり距離があります。

そのため、往復でツアーバスやタクシーチャーターを利用してアクセスするのがおすすめ◎

 

●ダナンから

  • 所要時間:片道約2時間
  • 往復タクシーチャーター料金:80万ドン(約4000円)

 

●ホイアンから

  • 所要時間:約1時間
  • 往復タクシーチャーター料金:50万ドン(約2500円)

ミーソン遺跡のツアー

ミーソン遺跡はダナン屈指の観光スポットなので、ツアーに組まれていることが多いです。

徒歩で行ける立地ではないため、ツアーで他の観光地と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?

特に、ホイアンなどの世界遺産と併せて巡るツアーが一般的なんだとか。

ミーソン遺跡の見どころ

ミーソン遺跡の見どころは大きく分けて2つ。

チャンパ王国で信仰されていたヒンドゥー教の文化が反映された建造物群と、その建造物群がベトナム戦争時に爆撃を受け破壊された爪痕が残されている点。

ヒンドゥー教、チャンパ王国の建築物

かつてベトナム中部沿岸地域に存在していたとされるチャンパ王国では、ヒンドゥー教が信仰されていました。

ミーソン遺跡では、当時建造されたヒンドゥー教の宗教建築を見られるんです!

ミーソン遺跡の建造物には、セメントや漆喰などの接着剤を使ったような形跡は見当たらず、建造当時の人々の技術力の高さが伺えます。

ベトナム戦争の爪痕

ミーソン遺跡の建造物の中には、ベトナム戦争時の爆撃により破壊されてしまい、現在修復作業中のものも。

その希少さから、1999年にはユネスコの世界遺産に登録されました。

ベトナム戦争後、ベトナムやポーランドの文化財保護団体などが修復作業を進めたそうです。

その際に、ミーソン遺跡の石像の一部はダナン市内中心部にある、チャム彫刻博物館に移送され、現在も展示されています。

間近で戦争の悲惨さを感じ取ることのできる貴重な場所になっているのですね。

 

・関連記事:チャム彫刻博物館

ミーソン遺跡ではチャム族の伝統舞踊が見られる!

ミーソン遺跡内にある演舞場では、1日3回、チャム族の伝統舞踊のショーが開催されているんです!

遺跡だけじゃなく、伝統舞踊も楽しめるなんてとっても嬉しいですね♪

料金

チャム族の伝統舞踊ショーは、なんとミーソン遺跡の入場料を払えば無料で鑑賞できます!

鑑賞料は入場料金に含まれているという、おトク感。

時間

ショーは午前に2回、午後に1回開催されています!

  • 午前:9:30〜/10:30〜
  • 午後:14:30〜

ミーソン遺跡はグループ分けされている

ミーソン遺跡は広大な敷地面積を誇るため、見学者がわかりやすいように遺跡群がざっくりとグループ分けされているんです! ありがたい!!

ミーソン遺跡のグループは敷地内のマップで確認することができます。

そこで、グループA〜Lまでをさらっとご紹介します! ご参考までに、見学前の予習にしてみては。

ミーソン遺跡 グループA

グループAは遺跡群の中で最も美しいとされていた主祠堂があります。

かつては主祠堂の姿がそのままあったようですが、残念ながらベトナム戦争で爆撃を受けてしまい土台の部分しか見ることが出来ません。

ですが、グループAのエリアでは、ミーソン遺跡を擁する「マハーパルヴァタ」という山が見えます。

かつて、人々はマハーパルヴァタのある方角に向かってお祈りをしていたのだとか。

ミーソン遺跡 グループB、C、D

ミーソン遺跡内で最も保存状態が良いとされるのがグループB、C、D。

多数の建造物の修復作業も進んでおり、まさに遺跡を訪れた感を味わえるため、観光客に1番人気の場所でもあります!

完全に形が残っている訳ではありませんが、こちらにも主祠堂があります。

主祠堂の他に、思わず見とれてしまう美しさのヒンドゥー教の女神が彫刻された像やシヴァ神の像だけでなく、ベトナム戦争時の不発弾が置かれていることもあるそう。

ミーソン遺跡 グループE、F

グループE、Fには2015年に修復作業が完了したばかりの宝物庫と現在修復中の建造物の両方があります。

中には保存状態の良い碑文も何箇所かに置かれていますが、碑文に書かれた古代文字は未だに解読されていないそう。なんだか神秘的ですね。

このエリアの遺跡からは、宗教建築の美しさと同時に、爆撃の破壊力と戦争の悲惨さを感じられるかと思います。

ミーソン遺跡 グループG

グループGの遺跡群には、新しいレンガと当時のレンガ部分がどこなのかはっきりと目で見てわかる祠堂があります。

新しいレンガ部分は少し目立ちますが、過去と現在の共同作業で新たに生まれ変わった祠堂の姿は美しく、周囲の木々の緑色とのコントラストが魅力的です!

ミーソン遺跡 グループH、L

ミーソン遺跡の中でも未開拓の地として知られるグループH、L。

丘の上にひっそりと存在しているグループH、Lには、遺跡はもちろんありますが、壁面しか残っていないものも数多く発掘作業も進んでいないのが現状。

現地ツアーでも立ち寄らないようなので、どうしても見てみたい場合は、自力で訪れてみましょう!

ミーソン遺跡の観光で気を付けたいこと

ミーソン遺跡は、周辺にお店などが立ち並んでいる訳ではないため、訪れる前の持ち物チェックは欠かせません!

そこで、ミーソン遺跡に行くなら事前に準備しておきたいアイテムや、おすすめの服装をご紹介します。

おすすめの持ち物

まずはおすすめの持ち物から!

 

●飲み物

ミーソン遺跡は屋外にあるため、水など水分補給できるようにしておくと良いです!

遺跡内や周辺で、飲み物が確実に売っているとは限らないので、予めペットボトル1本の飲み物を用意しておくことをおすすめします◎

 

●紫外線対策

水分補給とともに準備したいのが紫外線対策。

ダナンは日本と比べると基本的に年中気温が高く、日差しが照りつけて蒸し暑い日もあります。

そのため、日焼け止めやサングラスなどで紫外線から肌を守りながら遺跡観光を楽しみましょう!

 

●雨具

ダナンの気候には、乾季と雨季の2つがあります。

乾季はもちろんですが、特に雨季は突然激しい雨が降る場合が非常に多いため、雨具を持参しましょう。

 

●虫除け対策

ミーソン遺跡の敷地内は、草はらや木々がたくさん生えており自然たっぷりなのですが、その分虫も多いです。

蚊に刺されやすい方や、虫が苦手という方などは虫除け対策を行って遺跡を見学しましょう!

服装

持ち物と同時に気をつけたいのが服装!

 

●極端な露出は避けましょう

ミーソン遺跡を訪れる際は、極端な露出は避けた服装がベター。

ミーソン遺跡は、ヒンドゥー教シヴァ派の聖域とされる神聖な場所であることから、過度に肌を露出しない無難な服装で訪れましょう。

 

●スニーカーや動きやすい服で

ミーソン遺跡は、舗装されているエリアもありますが基本的に草はらが多いです。

軽く散策するという場合でも、じっくり見学するという場合でも、屋外で歩くのに適したスニーカーや、動きやすい服装がおすすめ◎

 

●両手が空くリュックなどがオススメ

ミーソン遺跡を見学する際は、リュックなどで訪れると両手が空くため便利です。

ペットボトルの飲み物や雨具、日焼け止めや貴重品などを入れた状態のショルダーバッグで散策するのはちょっと疲れてしまうこともあるかと思います。

リュックであれば少し身軽に見学できるため、楽チンですね♪

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、ダナンの位置するベトナム中部沿岸地域でかつて繁栄したというチャンパ王国が残した遺産が見られるミーソン遺跡についてご紹介してきました。

ミーソン遺跡は、ヒンドゥー教の宗教建築としてだけでなく、ベトナム戦争時の爪痕を感じられる世界遺産。

せっかくダナンを訪れたなら、ミーソン遺跡までちょっと足を運んでダナンの歴史と文化に触れて見てはいかがでしょうか?

詳細情報

・住所:Thôn, Mỹ Sơn, Duy Xuyên, Quảng Nam, Vietnam
・入場時間:6:00〜17:00

 

※この記事に記載されている情報は2021年2月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。



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