ベトナムの家賃を都市別に比較|ホーチミン・ハノイ・ダナンの住宅予算
目次
ホーチミン・ハノイ・ダナンのどこに住むかを考える時、気になるのが「同じ予算でどのくらいの家を借りられるのか」という点です。
この記事では、2026年8月31日時点で確認できる賃貸募集情報をもとに、3都市の家賃をエリア別・予算別に比較します。
ベトナム全体の家賃相場、物件タイプ、契約、デポジット、初期費用などをまとめて確認したい方は、ベトナムの家賃相場・部屋探し総合ガイドをご覧ください。
この記事のポイント
- 外国人向けの人気エリアでは、ホーチミンの家賃が高くなりやすい
- ハノイはバーディン・タイホー・カウザイなどで価格差が大きい
- ダナンは1,000万ドン前後から探せる物件も多いが、海沿いの高級物件は高額
- 単身・夫婦・家族で必要になる住宅予算を都市別に比較できる
- 表示する金額は「都市平均」ではなく、実際の募集情報をもとにした探索予算
結論|3都市の住宅予算はどのくらい違う?
今回確認した外国人向け・家具付き物件の募集状況から、部屋探しを始める時の予算を整理すると、以下がひとつの目安になります。
| 都市 | 単身 | 夫婦・2人暮らし | 家族 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ホーチミン | 1,600万〜3,000万ドン | 2,000万〜4,000万ドン | 3,000万〜6,000万ドン以上 | 選択肢は多いが、中心部・タオディエン・高級コンドミニアムは高め |
| ハノイ | 1,200万〜2,500万ドン | 1,500万〜3,000万ドン | 2,500万〜5,000万ドン以上 | バーディン・タイホー・カウザイなど、エリアと物件グレードで差が大きい |
| ダナン | 800万〜1,500万ドン | 1,100万〜2,200万ドン | 1,500万〜3,500万ドン以上 | 中価格帯は比較的抑えやすいが、ミーケービーチ周辺の高級物件は例外 |
この表は「市場平均」ではありません
2026年8月末に確認できた募集価格から、外国人が家具付きアパートやコンドミニアムを探す際の予算として編集部が整理したものです。家賃はエリア、広さ、築年数、家具、管理サービス、契約期間などで大きく変わります。
傾向としては、外国人に人気の中心部・高級住宅エリアを比較すると、ホーチミンが最も高くなりやすく、次いでハノイ、ダナンという順番になりやすいと考えられます。
ただし、「ダナンなら必ず安い」というわけではありません。ミーケービーチ周辺の新築・高級物件では、ホーチミンやハノイの一般的なコンドミニアムより高い募集価格も見られます。
家賃を比較する時に知っておきたいこと
ベトナムの家賃を比較する際は、「都市平均」だけで考えないことが重要です。
- 同じ都市でもエリアによって家賃が大きく違う
- 同じ建物でも部屋の広さ・階数・家具によって価格が違う
- 募集価格と最終的な契約価格が同じとは限らない
- 管理費などが家賃に含まれるかは物件ごとに異なる
- サービスアパートと個人オーナーのコンドミニアムでは条件が異なる
そのため、本記事では「ホーチミンの平均家賃は○○万ドン」と一つの数字にまとめるのではなく、外国人が検討しやすい主要エリア・物件の募集価格を比較します。
2025年7月からベトナムでは区・県レベルの行政単位が廃止されています。本記事では場所を日本人にわかりやすく伝えるため、「旧1区」「旧2区」「旧7区」など従来の地区名も併記しています。
ホーチミンの家賃|中心部・タオディエンは高め
ホーチミンは3都市の中でも物件数が多く、ローカル向けからブランドレジデンスまで選択肢が豊富です。
一方、日本人や外国人が住みやすい中心部、タオディエン、ビンタイン周辺、フーミーフンでは、家賃が2,000万〜3,000万ドンを超える物件も珍しくありません。
| エリア | 2026年8月末の募集例 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 旧1区・中心部 | Vinhomes Golden Riverでは1BR約2,100万〜2,600万ドン、2BR約2,400万〜3,200万ドン、3BR約3,500万〜4,000万ドンなど | 通勤・中心部へのアクセスを最優先したい人 |
| タオディエン・旧2区 | 高級物件D'Edgeでは1BR約2,560万〜2,976万ドン、2BRは約2,970万ドン以上 | 外国人向け生活環境やインターナショナルな雰囲気を重視する人 |
| ビンタイン・Vinhomes Central Park | 1BR約1,600万〜2,360万ドン、2BR約1,900万〜3,000万ドン、3BR約2,900万〜7,990万ドン | 中心部へのアクセスと大型コンドミニアムの設備を両立したい人 |
| 旧7区・フーミーフン | The Ascentiaでは1BR約2,000万〜2,188万ドン、2BR約2,500万〜2,800万ドン、3BR約3,500万〜3,982万ドン | 家族帯同、学校・病院・生活環境を重視する人 |
単身なら1,500万〜2,500万ドン台から選択肢が増える
単身者の場合、1,500万ドン前後から物件を探せますが、中心部やタオディエンの新しい物件にこだわると2,000万〜3,000万ドン台まで予算を広げた方が選びやすくなります。
家族なら3,000万ドン以上を想定すると比較しやすい
2〜3ベッドルーム、プール・ジム付きのコンドミニアム、学校へのアクセスなどを重視する場合は、3,000万〜6,000万ドン以上も視野に入ります。
フーミーフン周辺の生活環境について詳しく知りたい方は、ホーチミン旧7区・フーミーフン周辺の生活ガイドも参考にしてください。
ハノイの家賃|日本人街とタイホーでは物件の特徴が違う
ハノイでは、日本人が多いキムマー・リンラン周辺を含むバーディン、外国人の多いタイホー、新しいコンドミニアムが多いカウザイ周辺などが主な候補になります。
| エリア | 2026年8月末の募集状況 | 向いている人 |
|---|---|---|
| バーディン・キムマー周辺 | バーディンの掲載参考レンジは約1,400万〜5,440万ドン。物件の広さ・グレードによる差が大きい | 日本食・日系サービスへのアクセスを重視する人 |
| タイホー | Studio約1,200万〜1,500万ドン、2BR約1,800万〜2,500万ドン、3〜4BR約3,000万〜5,000万ドンの掲載例 | 外国人向け環境、広めの住居、湖周辺の生活を好む人 |
| カウザイ | 2BRで約1,450万〜1,900万ドン前後の募集例が確認できる | オフィス街への通勤や新しいコンドミニアムを重視する人 |
単身は1,200万〜2,000万ドン台が探しやすい
Studioや1ベッドルームであれば、1,200万〜2,000万ドン前後から比較できる物件があります。
日本食店や日系サービスへの近さを優先する場合はバーディン・キムマー周辺、外国人向けの住環境や広さを優先するならタイホーが候補になります。
家族は2,500万〜5,000万ドン程度を基準に比較
2〜3ベッドルーム、共用設備、学校へのアクセスなどを求める場合、2,500万〜5,000万ドン以上を予算としておくと比較しやすくなります。
ハノイで実際に物件探しを始める場合は、ハノイでアパートを探せる不動産会社まとめも参考にしてください。
ダナンの家賃|1,000万ドン前後でも探しやすい
ダナンは、ホーチミンやハノイと比べて中価格帯の家賃を抑えやすいのが特徴です。
特にアンハイ、旧ソンチャー、グーハインソンなどでは、1,000万ドン前後から家具付き物件を探せるケースがあります。
| エリア | 2026年8月末の募集例 | 向いている人 |
|---|---|---|
| アンハイ・旧ソンチャー | 1BRで約800万〜1,050万ドン程度の募集例。ミーケービーチ近くの高級2BRでは約2,200万ドンの例もある | 海へのアクセスと生活利便性を両立したい人 |
| グーハインソン・FPT周辺 | FPT Plaza 2の2BRは約1,105万〜1,400万ドン | 広めの物件を比較的抑えた家賃で探したい人 |
| ミーケービーチの高級物件 | Da Nang Times Squareでは1BR約3,800万ドン、2BR約6,500万ドンという募集例もある | 新築・高級設備・ビーチフロントを重視する人 |
ダナン=すべて安いわけではない
ダナンでは1,000万〜1,500万ドン程度でも選択肢を見つけやすい一方、海沿いの新築・高級物件では3,000万〜6,000万ドンを超える募集もあります。
「ダナンだから安い」と考えるのではなく、海からの距離、築年数、家具、眺望、共用施設を含めて比較することが重要です。
予算別|3都市ならどこまで選べる?
| 月額予算 | ホーチミン | ハノイ | ダナン |
|---|---|---|---|
| 〜1,500万ドン | 中心部・人気高級物件では選択肢が限られる。エリアや築年数を広げて探す | Studio、1BR、一部2BRが候補 | 1BRを中心に比較しやすく、2BRの候補もある |
| 1,500万〜2,500万ドン | 単身向け1BRや一部2BRが候補 | 1〜2BRを中心に選択肢が増える | 広めの物件や海寄りの物件まで候補が広がる |
| 2,500万〜4,000万ドン | 人気エリアの1〜2BR、家族向け物件も候補 | 2〜3BRや上位物件を比較しやすい | 高級・新築・ビーチ寄りの物件が候補 |
| 4,000万ドン以上 | 中心部・高級コンドミニアム・広い家族向け物件 | 高級サービスアパートや大型住戸 | 高級ビーチ物件や大型住戸も選択可能 |
単身・夫婦・家族ではどの都市が選びやすい?
単身・家賃を抑えたい
ダナン
1,000万ドン前後から家具付き物件を探せるケースがあり、住宅費を抑えたい場合は比較しやすい都市です。
仕事・都市機能を重視
ホーチミン
家賃は高くなりやすいものの、エリア・物件・サービスの選択肢が豊富です。
日系生活環境も重視
ハノイ
キムマー・リンラン周辺など、日本人が生活しやすいエリアから探しやすいのが特徴です。
家族・学校環境を重視
エリアで判断
ホーチミンのフーミーフン、ハノイのタイホーなど、学校や通勤先との位置関係を優先して比較するのがおすすめです。
物件タイプや契約条件は別記事で確認
この記事では、都市・エリア・住宅予算の比較に絞っています。
サービスアパート、コンドミニアム、ローカル物件などの違いを知りたい方は、ベトナムのサービスアパートとコンドミニアムの違いをご覧ください。
また、デポジット、契約時の費用、家の探し方、一時滞在申告、会社負担家賃の税務などについては、ベトナムの家賃相場・部屋探し総合ガイドで詳しく解説しています。
部屋探しは「都市 → エリア → 予算 → 物件タイプ」の順で考えるとスムーズ
まず勤務先や学校から住む都市・エリアを絞り、毎月出せる住宅予算を決めてから、サービスアパートかコンドミニアムかを選ぶと比較しやすくなります。
よくある質問
ホーチミン・ハノイ・ダナンでは、どこが一番家賃が高いですか?
今回確認した外国人向け人気エリアの募集価格では、ホーチミンが最も高くなりやすい傾向があります。ただし、3都市を同一条件で比較した公的な平均家賃統計ではないため、すべての物件でホーチミンが高いとは限りません。
月1,500万ドンならどこに住みやすいですか?
ダナンでは1BRを中心に比較しやすく、ハノイでもStudioや1BR、一部2BRが候補になります。ホーチミンの外国人向け人気エリアでは、立地や築年数などの条件を広げた方が探しやすくなります。
ホーチミンの1区・2区・7区はなくなったのですか?
2025年7月から区・県レベルの行政単位は廃止されています。ただし、物件検索や日常会話では場所を説明するため旧地区名が使われることもあるため、本記事でも「旧1区」「旧2区」「旧7区」として併記しています。
家賃以外にどのくらい費用が必要ですか?
デポジット、管理費、光熱費などは物件・契約によって異なります。契約費用については、ベトナムの家賃相場・部屋探し総合ガイドで確認してください。
まとめ
ホーチミン・ハノイ・ダナンでは、同じ住宅予算でも選べる物件が大きく異なります。
住宅費を抑えやすいのはダナンですが、海沿いの高級物件は例外です。ホーチミンは選択肢が豊富な一方、中心部やタオディエンなどの人気エリアでは家賃が高くなりやすく、ハノイもバーディン・タイホーなど外国人に人気のエリアでは一定の住宅予算が必要です。
まずは「どの都市に住むか」「職場や学校からどのエリアが便利か」「毎月いくらまで住宅費を出せるか」を決め、その後に具体的な物件を比較すると部屋探しがスムーズです。
契約、デポジット、初期費用、物件タイプなど、実際に家を借りる際の詳細は、ベトナムの家賃相場・部屋探し総合ガイドもあわせて確認してください。
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福岡や日系高級寿司店で修行した料理長が手がける、純粋な和食をコンセプトにした小料理屋スタイルの一軒です。










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