フォーだけじゃない!? ベトナムで食べたい人気の麺料理をご紹介!
ベトナムの麺料理と言ったら、国民食でもあるフォーが有名ですよね。
ですが、フォー以外にもまだまだたくさんの美味しい麺料理があります。
そこで今回は国際的な料理ガイドサイト「TasteAtlas」がまとめた『最も人気のある麺料理100』に選出されたベトナムで食べたい麺料理9つを紹介します!
フォー(Pho)
やはり絶対に外せないのがフォー。
ハノイ発祥のフォーは、鶏や牛骨スープで作られる料理で、骨は3時間以上煮込まれているのだそう。
TasteAtlasでは「ハーブやスパイスが味を引き締め、モチモチの米麺、ジューシーな牛肉、シャキシャキのもやしが料理をさらにレベルアップさせる」と説明されています。
ブンチャー(Bun Cha)
ハノイの名物料理であるブンチャーは、炭火で焼いた肉とつくねが入った甘酸っぱい魚醤に米麺(ブン)を浸けて食べる料理です。
ブンチャーは2016年にバラク・オバマ前大統領がハノイ市を訪れた際に食べたとして、知名度が上がりました。
日本人在住者もブンチャーが好きという声が多く、人気の麺料理の1つです。
ブンリュウクア(Bun Rieu Cua)
ブンリュウクアもベトナム北部が発祥の麺料理の1つです。
豚骨や鶏ガラをじっくり煮込んだトマトベースのスープに米麺が入った料理で、淡水カニの身や豚肉、卵などを混ぜた団子がトッピングされています。
その他、油揚げや海老、カニの身、もやし、シソやコリアンダーなどの新鮮なハーブなど、たくさんの具材が乗っており、ボリュームのある1杯です。
ミークアン(Mi Quang)
中部料理のミークアンは、平たい米麺と黄色い卵麺を組み合わせて食べる麺料理です。
少量の風味豊かな肉汁とバナナの花、レタス、パクチー、ネギなどの新鮮な野菜や香草と一緒に食べます。
中部発祥の料理ですが、南部のホーチミン市でも楽しむことができます。
カオラウ(Cao Lau)
カオラウは汁なしのまぜそばのような料理で、麺は日本のうどんとほとんど同じです。
実はカオラウは日本の文化を大きく受けているといわれており、17世紀前半に朱印船貿易を行うための船に乗船していた商人がホイアンを訪れた際に伝えた伊勢うどんがルーツとされています。
カオラウの味付けは中華料理の影響を受けた上、ベトナム人好みの独特なスパイスが使用されており、甘辛い味付けがされています。
ブンティットヌン(Bun Tit Nuong)
南部発祥のブンティットヌンは、炭火で香ばしく焼いた味付き肉と米麺、レタスやきゅうり、香草を組み合わせた料理です。
ハノイ名物のブンチャーと似ており、タレに具材を浸すハノイの食べ方とは反対に、麺と具材が入った器にタレをかけていただきます。
炭火焼肉が乗ったサラダ麺のような感覚で、日本人在住者からも人気です。
バインカン(Banh Canh)
バインカンは、カンボジア国境に近い南部タイニン省が発祥の地と言われています。
タピオカや米粉で作られた太麺に、豚肉、魚やカニ、エビなどの魚介類を入れたりと、さまざまなバリエーションがあります。
中には血を使ったものもあるため、苦手な方は確認してオーダーすることをおすすめします。
ブンマム(Bun Mam)
南部ソクチャン省発祥のブンマムは、発酵した魚風味のスープに米麺、イカ、エビ、ナマズ、かまぼこ、豚バラ肉のローストなどを入れた料理です。
ブンマムには、必ずタデやモヤシ、スイレン、バナナの花、空芯菜などの野菜と、レモン汁と唐辛子、レモングラスのみじん切りが入ったディップソースが添えられているのが特徴です。
少しクセのある味ですが、その美味しさに病みつきになってしまうかもしれません!
ブンボーナンボー(Bun Bo Nam Bo)
ブンボーナンボーは、米麺の上に牛肉と野菜を炒めたもの、砕いたピーナッツが乗っており、そこに魚醤とレモン汁、砂糖などを合わせたタレをかけていただきます。
生野菜やハーブもお好みで加えることができるため、野菜不足という方にもおすすめです。
甘辛い味付けで、こちらも在住者に人気を集める料理の1つです。
今回はベトナムで人気の麺料理をご紹介しました。
まだまだたくさんの麺料理があるので、ぜひベトナム滞在中は色々な麺料理を楽しんでみてください!