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ホーチミン市で結膜炎患者が急増、今年の診察人数は7万人超

2023年09月12日(火)10時55分 公開
ホーチミン市で結膜炎患者が急増、今年の診察人数は7万人超

<写真:Tuoi Tre>

 

ホーチミン市では結膜炎の患者数が顕著に増加しており、同市保健局の報告書によれば、今年に入って結膜炎の診察を受けた人数は約7万2000人となっている。

 

結膜炎患者は学齢期の子供が約3分の1を占め、残りは大人であり、今年初旬と比較して最近の感染率の上昇は特筆すべき状況である。

 

同市1区の第2小児病院の眼科医であるグエン・ディン・チュン・チン医師によると、直近数日で結膜炎の治療を求める子供の数が急増している。

 

また、トゥードゥック市のレ・ヴァン・ティン病院で眼科副部長を務めるフイン・ティ・ビック・リエウ氏は、同病院での結膜炎患者数が8月以前との比較で1.5倍に増加し、1日の眼科診療数の70~75%を占めていることを明らかにした。

 

結膜炎は患者との接触からわずか1日で症状が発症し、家族全員が感染する例も報告されている。

 

多くの患者は初回の接触から発症まで2〜3日とされており、症状としてはかゆみや灼熱感、涙目、軽度のまぶたの腫れが1~2時間で現れる。

 

リエウ医師によると、今回の結膜炎流行は以前のものに比べて感染速度が速い。

 

ホーチミン市のある眼科医は、湿度の上昇とともに増加した雨天が病原菌の増殖を助長しており、埃の多い環境や衛生習慣の低下、汚れた水の使用、家庭用品の共有などが感染増加の背景にあるとの見解を示した。

 

同市保健局は、市内で広がる結膜炎の主要な原因はエンテロウイルスであることを特定しており、このウイルスは患者の約86%に見られている。

 

公衆衛生の専門家や眼科医の間では、エンテロウイルスは過去のアデノウイルスと比較して、それほど懸念されるものではないとの意見がある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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