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ハゲを馬鹿にされた、ハノイ女性銃殺事件の動機

<写真:tuoitre.vn>
捜査機関で、22歳女性を射殺したディン・スアン・サン容疑者は「深く反省している。事態は小さな衝突に過ぎなかったが、重大な結果を招いてしまった」と供述した。
ハノイ市警察の捜査部門は、ロンビエン区で22歳の女性を射殺した容疑者たちに対する処理を進めている。
同市警察はディン・スアン・サン容疑者(40)、ブ・タイン・クアン容疑者(30)、グエン・スアン・ダット容疑者(33)を殺人の疑いで起訴した。
また、犯人隠避の疑いでファム・チョン・ルー容疑者(53)とホアン・ヴァン・ヒエップ容疑者(41)も逮捕された。
同市警察によると、クアン容疑者には薬物関連の前科が2件、ダット容疑者には薬物関連と故意の傷害で前科が2件、サン容疑者には薬物関連と不法武器所持で前科が2件あるという。
捜査によると、2日午後7時30分頃、ホアンキエム区在住のT.Q.Hさん(22)は友人たちとタイホー区で開催された誕生日パーティーに参加していた。
その後、3日午前1時頃、一行はロンビエン区トゥオンタイン街区の友人宅に移動した。そこで、クアン容疑者とサン容疑者も合流した。
集まりの中で、サン容疑者は自身のハゲ頭についての発言を聞いて怒りを覚えた。その後、サン容疑者とクアン容疑者は部屋を出て、クアン容疑者がダット容疑者に電話をかけて状況を説明した。
3日午前4時頃、ダット容疑者はサン容疑者とクアン容疑者に合流し、3人で銃を持って車で相手グループを探しに行った。
サン容疑者は「銃は威嚇用で、相手が大人しければ使わないが、そうでなければ顔を殴る」と話していた。
同日4時30分頃、3人はトゥオンタイン街区の家に到着し、Hさんのグループと遭遇した。
サン容疑者が話しかけようとすると相手は逃げ出したので、サン容疑者は車で追跡し、ゴーチュオイ通り264番地の行き止まりでHさんに発砲し、Hさんはその場で死亡した。
警察署でサン容疑者は「自身の行為が法律違反であり、殺人罪であることを認識している」と供述している。
サン容疑者は「誰かに当たったかどうか分からず、警察に捕まるのが怖かった。動揺して逃げることにした」と話しているという。
逃走中にサン容疑者は凶器を川に投棄し、ルー容疑者に迎えに来てもらい、カインホア省に逃げるように依頼した。
ルー容疑者はサン容疑者をカムラム街区まで連れて行った。サン容疑者はそこから逃走を続けたが、最終的にベトナムとカンボジアの国境付近で警察に逮捕された。
サン容疑者は「被害者が亡くなったと聞き、遠くに逃げなければならないと思った。被害者家族の悲しみが和らぐまで待って、自首しようと思っていた」と供述した。
また、小さな衝突が発砲事件に発展したことについて「理解不足から重大な結果を招いたことを深く反省している。被害者家族に謝罪し、法律の寛大な処置を望む」と話している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。