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ホーチミンの麻疹流行、1区や4区での終息を正式提案
2025年03月31日(月)07時00分 公開

<写真:hanoionline.vN>
ホーチミン市保健局は1区と4区、クチ郡に属する22地区において麻疹の流行が終息したとして、同市人民委員会に対して終息宣言の発令を正式に提案した。
2025年第2週以降、ホーチミン市内全体で年齢を問わず麻疹患者数は大幅に減少しており、特に第12週までには、トゥードゥック市を含む13区・市内の50地区で、3週間以上新規感染者が確認されていない。
終息の条件としては、該当地区で21日間連続して新たな患者が発生せず、加えて規定の感染対策がすべて完了していることが求められる。
ホーチミン市では今後も地域社会や学校を中心とした早期発見体制の維持に努め、再流行を防ぐための対策を継続する方針である。
保健局はまた、ワクチン接種の重要性についての啓発活動を強化し、保護者に対して子どもを適切な時期に接種させるように呼びかけている。
麻疹対策としては、定期予防接種の徹底、手洗いや咳エチケットの実践、栄養管理、住環境の衛生保持が推奨されている。
ホーチミン市における麻疹の流行は、2024年5月に新型コロナウイルスの影響による接種中断の中で初の患者が確認されたことに始まり、同年8月には市全域での流行宣言に至った。
その後、1〜10歳の子どもを対象とする大規模なワクチン接種が8月31日より実施され、11月には対象が生後6〜9か月の乳児にも拡大された。
さらに、重症例に対しては免疫グロブリン製剤(IVIG)の使用が専門家の合意のもとで行われた。
最終的に確認された患者は8087人にのぼり、そのうち呼吸補助が必要な重症例は151件、死亡は7人であり、いずれも基礎疾患を有し未接種であった子どもであった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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