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北部は一時的に晴天、週末には再び雷雨の予報

<写真:baothaibinh.com.vn>
ベトナム北部では週の前半にかけて、一時的に天候が回復して晴れ間が広がる見込みである。
日中の気温は地域によっては35度に達する可能性があるが、週末には再び雷雨が発生し、中部山岳地帯および山間部を中心に強い降雨が予想されている。
過去数日間、北部では上空約1500mの気圧の谷および海からの東南風の影響により、夜間を中心に激しい雷雨が発生した。
ハザン省バククアンやカオバン省アンライでは累積降水量が230ミリを超え、ライチャウ省ターレンやトゥエンクアン省ハムイエンなどでも200ミリを超える大雨が観測された。
この大雨により山間部では鉄砲水や地滑りが相次ぎ、9人が死亡、4人が負傷した。
とりわけ16日にはライチャウ省にある水力発電所の建設現場で地滑りが発生し、5人が死亡、17日にはバックカン省バベ郡で2件の鉄砲水が起き、4人が命を落とした。
国立水文気象予報センターによれば、20日から21日にかけては天候が回復し晴天となるが、22日から25日にかけて再び雷雨に見舞われる見通しである。
アメリカの気象情報サイト「Accuweather」によると、ハノイ市では週前半の気温が26〜35度、週後半には24〜32度に下がると予測されている。
一方、標高1500mを超えるラオカイ省サパでは、気温が19〜26度で推移し、安定した涼しさが続く見通しである。
中部ではタインホア省やゲアン省が北部と同様の気象条件の影響を受け、引き続き雨が続くとされる。
一方、ハティン省からビントゥアン省にかけてはおおむね晴天であり、クアンビン省からクアンガイ省にかけては、20日から22日にかけて35〜37度の猛暑が予想されている。
南部および中央高原地域では、週の初めは降雨が少ないが、20日以降は南西モンスーンの影響で雨が降り始め、23日以降はさらに降雨が増加する見込みである。
これに伴い、西原地域では最高気温が34度未満、南部では35度未満にとどまると予想されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。