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ホーチミンで新型コロナ急増、基礎疾患を持つ2人が死亡
2025年06月02日(月)07時00分 公開

<写真:nhandan.vn>
ホーチミン市において新型コロナウイルスの感染者数が再び増加している。
5月19日から25日までの1週間で新規感染者は79人に上り、直近4週間の平均である27人と比べて約3倍に達した。
2025年に入ってから市内で確認された累計感染者数は204人であり、前年同期比では43%の減少となっているが、4月中旬以降は増加傾向に転じている。
ホーチミン市内の感染症監視システムによれば、重症化した患者の中には基礎疾患を持つ者もおり、集中治療室に入院した3人のうち2人が死亡した。
死亡者はいずれも複数の持病を抱えており、新型コロナウイルス感染が病状の悪化を招いたとみられている。
現在の感染拡大の主因とされるのは、オミクロン株の新たな亜系統「NB.1.8.1」である。
ホーチミン市内で検出された感染例の多くがこの変異株に該当しており、同株は2025年初頭に初めて確認されて以降、すでに23カ国で報告されている。
世界保健機関(WHO)はNB.1.8.1を「監視下の変異株(VUM)」に分類している。
NB.1.8.1は従来株と比較して抗体回避性が著しく異なるわけではなく、重症化リスクの増加も現時点では確認されていない。
しかし、ホーチミン市当局は引き続き警戒を強める方針を示している。
ホーチミン市保健局は市民に対し、マスクの着用、手洗い、混雑回避といった基本的な感染対策の継続を呼びかけている。
特に高齢者や基礎疾患を有する人々に対しては、人混みの回避、健康状態の厳重な管理、定期的な通院の継続を強く推奨している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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