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ハノイのストリートフード、7割が食品の出所不明
2025年07月11日(昨日)07時00分 公開

<写真:cand.com.vn>
ハノイ市保健局の報告によれば、同市内に約7000か所存在する路上食品販売拠点のうち、約70%において食材の出所が特定不可能な状況にある。
これらの販売拠点は主に学校周辺に集中しており、衛生管理の不備が深刻な問題となっている。
7月9日に開催されたハノイ市人民評議会の質疑応答では、路上飲食店や移動販売、ならびに家畜の屠殺・流通拠点に関する管理状況について議論が交わされた。
ハノイ市保健局のグエン・ディン・フン副局長は、衛生意識の欠如、小規模事業者の多さ、ならびに地方政府による監視体制の不備を主要な課題として指摘した。
こうした状況を受けて、ハノイ市当局は食品安全対策として「管理下にある食品安全通り」や「集団給食モデル」といった複数の施策を展開している。
また、学校給食に関しては集中調理モデルの導入が予定されており、2025〜2026年度から試験的に実施される見通しである。
一方で、ハノイ市内には依然として700か所以上の小規模な屠殺施設が住宅地に点在している。
計画上は29か所の集中型屠殺場が整備されているが、実際に稼働しているのはわずか3か所にとどまっている。
農業・環境局のグエン・スアン・ダイ局長によれば、屠殺費用の高さや土地取得にかかるコストが、事業者の集中型施設への移行を妨げている要因である。
ハノイ市は今後、関係機関と連携の上で、小規模屠殺業者の移行を促すための財政的支援策を検討する方針である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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