ベトナムの果物を食べ尽くそう!! 旬の時期や値段を紹介

ベトナムの果物を食べ尽くそう!! 旬の時期や値段を紹介

ベトナムには美味しい果物が沢山あります。ベトナムの果物は日本に比べて値段が非常に安く、毎日楽しむことができます。

日本では聞いたことのないようなフルーツもたくさんあり、果物好きにはたまりません。楽しみ方も、ジュースやスムージー、ドライフルーツなどさまざまです。

今回はベトナムで食べられている果物の値段やベトナム語名などを旬別で紹介します!!

 

 

ベトナムでの果物の買い方

 

ベトナムには美味しくて新鮮な果物がたくさんあり、日本よりもかなり安い値段で食べることができます。

基本的に、スーパーや市場では1キロ単位から販売されています。スーパーで果物を買うよりも道端や市場で売られている果物の方が比較的に値段が安いです。

果物の種類によっては日本の果物と味の違うものもあります。

ベトナム人の果物の味わい方は、料理の材料として使用したり、ジュースにして飲んだりと様々です。

 

 

1月・2月・3月が旬の果物

 

レンブ(Mận:マン)

 

レンブは日本では見かけられませんが、台湾やタイの熱帯地域で栽培されている果物です。ベトナム語では「Mận(マン)」や「Mận thái (マンタイ)」と呼ばれています。

北部では「Roi(ロイ)」とも呼ばれています。見た目は赤い色で、中身の果肉は白色をしています。味はりんごと似ています。

スーパーや市場では1キロ約2万(約100円)ドンです。また、コンビニやスーパーではパックになって販売されています。

 

パイナップル(Thơm:トーム)

パイナップルはベトナム語で「トーム(Thơm)」と呼ばれています。ベトナムではパイナップルをデザートとして食べたり、料理の材料として食べたりします。

レストランや、食堂ではパイナップルを使用したパイナップルチャーハンも人気です。すでにカットされて売られているパイナップルは、渦を巻いたような特徴的なカットがされています。

パイナップルは一年中収穫できます。スーパーや市場では、1キロ約1万2000ドン( 約60円)で販売されています。

 

 

4月・5月・6月の旬の果物

 

マンゴスチン(Măng cụt:マンクッ)

 

マンゴスチンはベトナム語で「マンクッ(Măng cụt)」と呼ばれています。

マンゴスチンはイギリスのエリザベス女王に美味しいと絶賛されたことから、「果物の王女」と呼ばれています。見た目は赤紫色で小さな丸い形をしています。中の果肉は乳白色で、味は酸味と甘味が合わさったような上品な味をしています。

旬の時期は4月〜6月です。スーパーや市場などでは1キロ約2万ドン(約100円)〜3万ドン(約150円)で販売されています。

 

スイカ(Dưa hấu:ズアハウ)

 

スイカは「ズアハウ(Dưa hấu)」と呼ばれています。ベトナム語でスイカは日本でよく食べられる丸いものとは違い、少し細長いスイカがよく売られています。

ベトナムにはスイカの実の色が緑色と黄色のもの2種類が売られています。ベトナムでも日本と同様の食べ方で、三角型にカットして食べます。

スーパーや市場では1キロ約1万5000ドン(約75円)で販売されています。

 

ココナッツ(Dừa:ヅァ)

 

ココナッツはベトナム語で「ヅァ(Dừa)」と呼ばれています。ココナッツはヤシの実の事を指します。

実を食べるというよりも、クッキーやキャンディー、美容用のオイルなどの材料として使用されることがほとんどです。

また、ベトナムのローカル店などではヤシの実にストローが刺さったココナッツジュースがよく売られています。

旬の時期は5〜6月です。スーパーや市場でのココナッツジュースは1つ1万ドン(約50円)で販売されています。

 

プラム( Mận:マン)

 

Trúc Linhさん(@hiiiiiiimlinh)がシェアした投稿 -

 

プラムは一番最初に紹介した「レンブ」と同じく、ベトナムでは「マン(Mận)」と呼ばれています。プラムはその他にも「マンハノイ(Mận Hà Nội)」という名前も持っています。

赤くて小さいプラムは、中身が黄色くて少し酸っぱいのが特徴です。ベトナムでは唐辛子とエビが入った塩を付けたり、ジャムのようにしたりして食べます。

旬の時期は5、6月です。スーパーや市場では1キロ約3万ドン(約150円)で販売されています。

 

マンゴー(Xoài:ソアイ)

ベトナムのマンゴーは、かなり硬い「ソアイケオ(Xoài keo)」、少し硬くてシャキシャキしたような食感の「ソアイサイン(Xoài xanh)」、熟していて柔らかい「ソアイチン(Xoài chính)」の3種類あります。

ソアイケオは酸味が強く歯ごたえがあり、ソアイサインはシャキシャキな食感でベトナム人の若者から大変人気があります。どちらも「ムオイオットトム(Muối ớt tôm)」という唐辛子とエビが入った塩を付けて食べるのが一般的です。

マンゴーの旬の時期は5〜7月です。スーパーでは種類によって値段が異なり、ソアイケオとソアイサインは1キロで約2万ドン(約100円)で販売されています。ソアイチンは1キロで約4万ドン(約200円)で販売されています。

 

アボカド(BƠ:ボー)

 

アボカドはベトナム語で「ボー(Bơ)」と呼ばれています。「ボー」という言葉は「バター」と「アボカド」の2つの意味があります。そのため、スーパーなどで探す際は、「アボカド」と言ったほうが伝わりやすいかもしれません。

アボカドの旬の時期は5〜8月です。9〜11月には出回りません。スーパーには小さくて丸い形や細長くて大きいアボカドなど多くの種類が売られています。

スーパーや市場では1キロで約3万ドン(約150円)〜4万ドン(約200円)で販売されています。

 

ドラゴンフルーツ(Thanh long:タインロン)

 

ドラゴンフルーツはベトナム語で「タインロン(Thanh long)」と呼ばれています。元々、英語では「ピタヤ」という名前で呼ばれています。

昔、ベトナムから日本へドラゴンフルーツを輸入する際に、「ドラゴンフルーツ」という名前で呼ばれるようになりました。ベトナム語名の「タインロン」の「ロン」には龍という意味があります。この名前は赤色でトゲトゲしている見た目が龍に似ていることから「タインロン」と呼ばれるようになりました。

 

ドラゴンフルーツの正体はサボテンの実です。中身は赤い果実と白い果肉の2種類があります。水分が多めでさっぱりした味がします。

食べ方は真ん中を切って、丸い断面を半月型に切って皮をむいて食べるのが一般的です。

ドラゴンフルーツの旬の時期は5〜8月です。スーパーや市場では1つ約1万5000ドン(約75円)で販売されています。

世界でもドラゴンフルーツの輸出が盛んなベトナムは、オーストラリアなどにもドラゴンフルーツを輸出しています。

 

ドリアン(Sầu riêng:サウリエン)

 

ドリアンはベトナム語で「サウリエン(Sầu riêng)」と呼ばれています。ドリアンは見た目や匂いから「フルーツの王様」「悪魔のフルーツ」と言われています。

見た目は緑色でトゲトゲしており、ドリアンを切るとかなり強烈な匂いを放ちます。その匂いから苦手な人も多い果物ですが、黄色くて柔らかい果肉はクリーミーな味をしています。

ドリアンはベトナムでよく食べられており、スーパーなどではドリアン味のお菓子が多く売られています。ドリアンの饅頭やキャラメルはお土産としても人気です。

旬の時期は5〜8月です。スーパーや市場などでは、1キロ約2万ドン(約100円)で販売されています。

 

ランブータン(Chôm chôm:チョムチョム)

 

ランブータンはベトナム語で「チョムチョム(Chôm chôm)」と呼ばれています。また、マレー語で「毛が生えたもの」といわれています。

ランブ―タンは赤く丸い形をしており、表面に黄緑色の毛が生えたような見た目のフルーツです。サイズは小さいのと大きいのが混ざって売られていることが多いです。味は色が赤い方が熟していて甘いので、買う際は色をチェックして選ぶといいでしょう。

栗のようにトゲがあるため、「どうやって食べたらいいのかな?」と思った方も多いかもしれません。フニャフニャしており、爪を入れると簡単に皮をむくことができます。中には大きな種が入っているため、飲み込まないように注意をしましょう。

旬の時期は5〜8月です。スーパーや市場では、1キロ3万ドン(約150円)で販売されています。

 

ライチ(Vải:ヴァーイ)

 

ライチはベトナム語で「ヴァーイ(Vải)」と呼ばれています。ベトナムでは基本的に枝に付いたままのライチが売られています。

ベトナム北部がライチの山地ですが、中国から輸入されたものも多く流通しています。皮が赤くて、黒ずんでいないのが品質の良いものです。

収穫時期は6〜8月の2ヶ月と短いですが、中国からも輸入しているため一年中食べられます。

スーパーや市場では1キロ約3万ドン(約150円)で販売されています。

 

釈迦等、バンレイシ、トゲバンレイシ(Măng cầu:マンカウ)


写真:マンカウタ(Măng cầu ta)

 

バンレイシ、釈迦等は様々な呼び名があります。ベトナム語では総称して「マンカウ(Măng cầu)」と呼ばれています。北部では「ナー(na)」とも呼ばれます。

ベトナムの釈迦等は大きく2つに分けられており、「マンカウシエム、マンカウガイ(Măng cầu xiêm、Măng cầu gai)」というトゲバンレイシと「マンカウター(Măng cầu ta)」という釈迦等、バンレイシというものがあります。

 


写真:マンカウシエム、マンカウガイ(Măng cầu xiêm、Măng cầu gai)

 

違いは見た目にあり、トゲバンレイシは名前の通り表面がトゲトゲしていて、マンカウターは丸っぽくボコボコしています。中の果肉は白くて甘酸っぱく、黒い種があります。

釈迦等はビタミンCや鉄分などの栄養価が高い果物で食物繊維も豊富です。さらに食欲を抑える効果があり、ダイエットにも向いているので女性におすすめです。

旬の時期は5月〜8月と11月〜1月で、スーパーでは1キロ約6万5000ドン(約325円)で販売されています。

 

【次のページ】
星の形をした「スターフルーツ」って!?


おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...

ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板