ベトナムの果物を食べ尽くそう!! 旬の時期や値段を紹介
7月・8月・9月の果物
スターフルーツ(Quả khế:クアケー)
スターフルーツはベトナム語で「クアケー(Quả khế)」と呼ばれています。果実を切った時の断面が星の形をしていることから、スターフルーツと名付けられました。
日本では主に沖縄で栽培されており、「五歛子(ごれんし)」という名前で呼ばれています。
熟す前は緑色をしており、火を通して食べたり、酢漬けにして食べたりするのが一般的です。
旬の時期は7月です。スーパーや市場では、1キロ2万5000ドン(約125円)で販売されています。
ザボン(Bưởi:ブオイ)
ザボンはベトナム語では「ブオイ(Bưởi)」と呼ばれています。見た目はグレープフルーツによく似ていますが匂いや味は異なっており、ザボンの方が甘みが強いです。
日本の一部地域でも栽培されており、九州地方では「ボンタン」と呼ばれています。
ベトナムではみかんのように皮をむいて、エビと唐辛子のはいった塩と食べるのが一般的です。
旬の時期は、7月頃です。スーパーや市場では、1キロ約1万5000ドン(約75円)〜3万ドン(150円)で販売されています。
桃(Đào:ダオ)
桃はベトナム語で「ダオ(Đào)」と呼ばれています。ベトナムの桃は日本の桃よりも甘味も酸味も落ちます。
桃の時期が短いという理由から、ベトナム人の中では桃といえば、「プラム」を食べることの方が多いです。
ベトナムでの桃の食べ方は、ジュースなどに使用されていることが多いです。
特にベトナムではチャーダオ(Trà đào)という紅茶に桃のスライスが入っているジュースがよく飲まれています。
旬の時期は7月頃です。値段は1キロで約2万ドン(約100円)で販売されています。
ジャックフルーツ(Mít:ミット)
ジャックフルーツはベトナム語で「ミット(Mít)」と呼ばれています。
ジャックフルーツは、見た目や匂いがドリアンと似ていますが、中の果肉はドリアンとは異なり、切り開くと小さな黄色いかたまりがひとつひとつ詰まっています。ジャックフルーツの果肉は硬めで、弾力や粘りがあります。
ベトナムでは、ジャックフルーツのドライフルーツやドライチップスが販売されており、観光客のお土産としても人気があります。
世界最大のフルーツとも呼ばれており、日本ではあまり見られませんが、ベトナムではコンビニやスーパーはもちろん市場でも販売しています。
旬の時期は7、8月です。スーパーや市場などでは、1キロ約1万5000ドン(約75円)で販売されています。
バナナ(Chuối:チュオイ)
バナナはベトナム語で「チュオイ(Chuối)」と呼ばれています。バナナは日本で一般的に消費されていますが、ベトナムでは日本よりもさらに消費量が多いです。
スーパーにはもちろん、町中ではおじさんが荷台付きの自転車を漕ぎながら売っていたりしてます。
黄色いバナナだけではなく、緑色のバナナや、小さいモンキーバナナなども売られています。
旬の時期は7〜11月です。値段は日本と比較すると安く、1房で約2万ドン(約100円)で販売されています。
スーパーにはバナナチップスやキャンディー、ケーキなどがあり、お土産として人気があります。
ザクロ(Lựu:ルー)
ザクロはベトナム語で「ルー(Lựu)」と呼ばれています。
ザクロは栄養価が高いことから、ジュースとして飲まれることも多いです。
日本のザクロは赤い果肉のものが主流ですが、ベトナムのザクロは果肉が薄ピンク色です。味は爽やかで少し甘酸っぱいのが特徴です。
ザクロは育てやすいのでベトナムの田舎でよく食べられます。
旬の時期は9月〜2月です。スーパーや市場では1キロ約30万ドン(約1500円)と果物としては高い値段で販売されています。