1度食べたら病みつき! ベトナムの美味しいサラダ10選!!
野菜たっぷり&油分少なめのヘルシーな料理が多いベトナム料理ですが、サラダの種類も豊富にあります!
ベトナムのサラダは南部でゴイ(Goi)、北部ではノム(Nom)と呼ばれ、使用する具材は野菜〜果物まで。ベトナムでは様々なゴイ/ノムが人気定番メニューです。
今回は「ベトナムで食べたいサラダ10種類」をお届けします♪
ゴイガーマンクット(Goi ga mang cut:マンゴスチンと鶏肉のサラダ)
ゴイガーマンクットはベトナムで定番の鶏肉サラダをアレンジしたもので、料理界で人気を誇り、食のトレンドに浮上しています。
具材には柔らかい鶏肉や玉ねぎ、人参、ラクサの葉、バジル、未熟なマンゴスチンを使用し、新鮮なハーブやライム果汁、魚醤のドレッシングをかけていただきます。
甘酸っぱくて爽やかな味わいのサラダは暑い夏にピッタリ!
未熟なマンゴスチンは夏の間にしか手に入らないため、マンゴスチンと鶏肉のサラダを食べてみたいという方はシーズンが終わる前にぜひ試してみてください!
ゴイソアイ(Goi xoai:マンゴーサラダ)
ゴイソアイはグリーンマンゴーをメインに、エビや人参、きゅうり、赤玉ねぎ、ミント、コリアンダー、バジル、ピーナッツ、揚げエシャロットを和えたサラダです。
ライム果汁と魚醤、砂糖、ニンニク、唐辛子で作られたドレッシングをかけていただきます。
グリーンマンゴーは黄色くてジューシーな完熟マンゴーとは異なり、しっかりとした歯ごたえとほのかな酸味があるのが特徴。
ゴイソアイの作り方は簡単で、好みに応じて様々な野菜やハーブを加えてカスタマイズすることもできるため、お家でも挑戦しやすいサラダです。
ゴイブオイ(Goi buoi:ポメロサラダ)
ゴイブオイはベトナム語で「ブオイ(Buoi)」と呼ばれるポメロが主役のサラダです。
ポメロはグレープフルーツに似た柑橘類で、甘くて苦味が少ないのが特徴。
ポメロサラダには一口大に切り分けたポメロの果肉、ミントやコリアンダーなどのハーブ、キュウリやニンジンなどの野菜、ピーナッツ、エビや鶏肉が入っており、魚醤とライム果汁で作ったドレッシングをかけて食べます。
一口食べると柑橘系のジューシーな味わいが口いっぱいに広がり、絶品です!
ゴイバップカイ(Goi bap cai:キャベツのサラダ)
ゴイバップカイは千切りのキャベツと人参、玉ねぎ、ハーブに、鶏肉や豚肉、エビなどを加え、魚醤とライム果汁のドレッシングで和えたサラダです。
地域や個人の好みによって具材が違い、揚げたエシャロットやピーナッツを散らして歯ごたえと香りをプラスする人やキャベツを紫キャベツに変えて彩り豊かにする人もいるのだそう。
美味しいゴイバップカイを作るには、新鮮でシャキシャキした野菜を使用することがポイントで、ドレッシングに唐辛子を加えると甘みや酸味、塩味、辛味のバランスがとれた味になります。
ゴイクーフーユア(Goi cu hu dua:ココナッツの芯のサラダ)
ゴイクーフーユアはベトナム南部のメコンデルタ地方発祥のサラダです。
ココナッツの芯は木を伐採して幹の中心部を取り出す必要があるため、希少価値の高い食材なのだそう。
薄くスライスしたココナッツの芯と玉ねぎ、人参、ハーブが基本の具材で、エビや豚肉、鶏肉のいずれかを加え、甘酸っぱい魚醤のドレッシングと和えていただきます。
一般的にライスペーパーや新鮮な野菜、エビせんべいなどと一緒に前菜やサイドディッシュとして提供されている料理です。
ゴイドゥドゥ(Goi du du:青パパイヤのサラダ)
ゴイドゥドゥはハノイ市やホーチミン市の街を歩けば必ずと言っていいほど見かけるベトナムの代表的な屋台料理です。
千切りにした未熟な青パパイヤが主役のこのサラダには、ビーフジャーキーや人参、ミントやバジルなどのハーブ、もやし、ローストピーナッツなどが添えられています。
パパイヤのシャキシャキとした食感が楽しめ、さっぱりとした魚醤のドレッシングにピーナッツのアクセントがたまらない一品です!
ゴイラウムオン(Goi rau muong :空心菜のサラダ)
空心菜はベトナム語で「ラウムオン(rau muong)」と呼ばれ、ベトナム料理でよく使用される食材です。
ゴイラウムオンは空心菜とコリアンダーやミント、ローストピーナッツなどの食材にエビや牛肉などを加え、魚醤やライム果汁、砂糖、にんにく、唐辛子で作ったドレッシングをかけていただきます。
ピリッとスパイシーでさっぱりとした味わいのこのサラダは、暑い夏にピッタリの一品です!
ゴイカーチッ(Goi ca trich:ニシンのサラダ)
ゴイカーチッはベトナムの沿岸地方発祥のサラダです。
このサラダはライム果汁で熟成させた生ニシンの切り身に、砂糖、魚醤、黒胡椒、金柑の果汁、スライスした玉ねぎ、生姜のみじん切りを混ぜ合わせたもので、ラクサの葉とローストピーナッツがトッピングされています。
食べる時にはライスペーパーにハーブやきゅうり、ゴイカーチッを乗せ、魚醤と砂糖、ライム果汁を加えた甘酸っぱいソースにつけていただきます。
ゴイバップチュオイ(Goi bap chuoi :バナナの花のサラダ)
ゴイバップチュオイはバナナの木に咲く赤紫色の花が主役のサラダです。
バナナの花には柔らかくて食べられる内皮があり、これを薄くスライスしたり千切りしたりすることで、シャキシャキとした食感を楽しむことが可能。
ゴイバップチュオイは細切りにしたバナナの花に人参、ミントやコリアンダーなどハーブ、ピーナッツを加え、魚醤のドレッシングで和えていただきます。
また、柔らかくなるまで茹でた豚の耳をスライスして加えることもあるそうです!
ゴイスア(Goi sua :クラゲのサラダ)
ゴイスアはクラゲの独特な食感と味わいが楽しめるシンプルな料理です。
ゴイスアにはクラゲの他にきゅうりや青パパイヤ、人参、ミントやコリアンダーなどのハーブが入っており、ローストピーナッツとゴマの風味がアクセントになっています。
歯ごたえのあるクラゲと爽やかな野菜、ハーブが組み合わされたこのサラダは、夏の暑い日におつまみとしてよく食べられています。
まとめ
今回はベトナムで親しまれているサラダをご紹介しました。
私はココナッツの芯のサラダなど、日本で見かけないものに挑戦してみたいです!
皆さんもぜひ、気になったサラダに挑戦してみてください♪