ベトナムで食べられている魚|代表的な白身魚や魚肉ソーセージも紹介
ベトナムのローカル料理店や市場では魚をよく見かけることがありますが、チャレンジしたことはありますか?? 「魚醤のヌクマムなら食べたことある!!」という方も多いかもしれませんが、料理を食べたことのある方は少ないのではないでしょうか。
今回はベトナムでよく食べられている魚の種類や魚肉ソーセージの正体を紹介します!!
魚の種類
ベトナムでは、市場やスーパーで魚がよく売られています。日本人は魚好きが多いので、「ベトナムでも美味しいお魚が食べたい」と思っている方も多いかもしれませんが、ベトナム語が分からないと魚を買うことは難しいですよね。
そこで、ベトナムのスーパーや市場でよく売られている魚の種類とベトナム語表記を紹介します!!
バサ(Cá ba sa:カバサ)
「バサ(Cá ba sa)」は主にベトナムのメコン川に生息しているナマズの一種です。
成長すると体重250kgを超えるといわれており、超大型淡水魚としても知られています。
ベトナムでは「Cá ba sa(カバサ)」と呼ばれています。
イオンなど日本のスーパーでは、「白身魚(パンガシウス)」として販売されています。
味にクセが無く価格が安いことから、冷凍食品や給食の白身魚のフライでも用いられています。
また、近年は「うなぎの蒲焼の代替品」としても注目されています。
ベトナムで「バサ」は主に煮魚にして食べられることが多く、ローカルの食堂でも目にすることができます。
ベトナムの食堂で楕円形をしていて真ん中に穴があいている形の魚は「バサ」であることが多いです。
チャー(Cá trê:カーチャー)
※画像を見つけることができなかったため、動画でご紹介します
「チャー(Cá trê)」はベトナムでよく食べられている魚です。
ベトナム語では「Cá trê(カーチャー)」と呼ばれています。
「チャー」は体長が1.2メートルにもなる大型淡水魚で、脂がほどよくのっており人気があります。
「チャー」はナマズの1種で、「バサ」にとても似ています。
ベトナムでは煮物にしてよく食べられています。
日本で「チャー」という名前はあまり馴染みがありませんが、お弁当の白身魚のフライや大手ハンバーガーチェーンのフィッシュバーガーに使われるフィッシュフライとして使われています。
鯖(サバ)(Cá thu:カートゥー)
日本の食卓では定番の鯖もベトナムでは食べることができます。
鯖はベトナム語で「カートゥー(Cá thu) 」と呼ばれています。
調理法はヌクマムや醤油などでの煮付けが一般的です。
ベトナムを始めとする東南アジアでは川魚が多く食べられているイメージが強いですが、鯖の他にもサーモンなど海の魚はスーパーでよく売られています。
スギ(Cá giò:カージォー)
日本ではあまり有名ではありませんが、「スギ(Cá giò)」という海の魚もベトナムではよく食べられています。
「スギ」は大型のスズキ系の海の魚で、大きいものだと体長は1.5メートルにも及びます。
ベトナム語でスギは「カージォー(Cá giò)」と呼ばれています。
味や食感はカンパチに似ており、煮付けたり焼いたりして食べられることが多いです。
一時期、日本では「黒カンパチ」と呼ばれていたこともありました。